大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年7月11日 蓮の見本園の一般開放 初日の報告 1

2020-07-12 18:23:28 | 日記
今日は蓮の見本園の開放日でした。初日の様子をご紹介します!
天気はくもり、気温29度、湿度70%、ときおり風が強く吹くなかでの開催となりましたが、多くの人にご来場いただきました。

7月の見本園では、世界中から集められた100種以上の蓮が咲き乱れます。

今日のハイライトは、検見川蓮でした。背の高い立派なこの一輪には、多くの人が足を止めて写真を撮っていました。
上の写真は、千葉市の花である大賀ハスの実から成長して咲いた花です。しかし品種名は検見川蓮です。大賀ハスと名乗れるのは、大賀ハスの蓮根から成長した蓮だけです。このような実生(みしょう)の蓮は、たとえ大賀ハスの実からできたとしても、受粉の段階で他の蓮と交雑した可能性があるために「検見川蓮」と呼ばれます。


蓮の花の開花時期は、品種によって異なります。7月の中旬に咲き終わる蓮を見られるのは今週末だけだと知って立ち寄った来場者もいらっしゃいました。
例年のようなイベントや物品販売はありませんが、パネルで蓮の生態や大賀一郎博士の功績について説明しています。

お手数ですが、今年は皆様に受付にて手指の消毒とお名前・ご連絡先のご記帳をお願いしています。新型コロナウィルス感染防止対策の一環です。

広い見本園を効率良くまわるために、順路の標識を作りました。
そしてエリアごとに蓮の品種マップを設置しました。

見本園の一般開放日の初日の報告がつづきます。

(担当: れい)
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