大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年7月9日 JR新検見川駅にハスを飾りました

2020-07-09 16:54:06 | ハス
大賀ハスのふるさとの会が活動している旧東京大学緑地植物実験所は、千葉市花見川区にあります。近隣の花園地区では毎年夏に「花園ハス祭り」を開催して、その中でハス見本園を一般の方に公開する観蓮会が行なわれます。今年はあいにくお祭りも観蓮会も中止となりましたが、私たちが活動しているハス見本園をぜひ一般の方々にも見ていただこうと、7月11日から7月中の土曜・日曜の午前7時~10時まで一般開放日としました(6月6日付のお知らせ記事をご参照ください)。

そしてJR新検見川駅のご協力により、例年のようにハスの大鉢を展示させていただくことになりました。

大賀ハスのふるさとの会顧問である南定雄先生から鉢植えのハス5鉢をお借りして、重機のついているトラックで駅まで持ち込みました。
7月9日午前10時半ごろ、駅の北側、千葉銀行付近の交差点にトラックが到着しました。ここからバックで駅エレベーターの前まで移動します。北口バスターミナルがすぐそばにあるので、通行の人々の邪魔にならないようにトラックを誘導しないといけません。

トラックはバックで線路のすぐそばまで移動します。積んでいるハスの鉢を一つずつ降ろしてはエレベーターで駅舎の2階に運び上げます。エレベーターを利用される方々の間を縫って押し車ごとエレベーターに乗せます。

最後の一鉢は大賀ハスです。これは重機で吊り上げました。


北口階段の上に五つの鉢が勢ぞろいしました。
せっかくの蕾が風で折れないように支柱を立てたり、痛んだ葉を切り取ったり、南先生が手を入れてくださいます。


毎年恒例の風物詩になっている、新検見川駅の花ハス展示。駅を利用される皆さんもよくご存じで、写真を撮っていかれる方もいらっしゃいました。
鉢は運びやすくするために水を少なくしているので、駅の水道をお借りして鉢に水をたっぷり追加します。長いゴムホースが改札口の中を走りました。乗り降りされた乗客の皆さんには、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
バケツに水を汲んで、ハスの鉢に注ぎ込みます。


また鉢の外側が泥で汚れているので、雑巾でふいてきれいにします。
駅から白い鎖もお借りしました。


7月9日午前11時半ごろに作業は無事終了しました。

作業翌日(7月10日)お昼ごろのハス鉢展示の様子です。ハスの鉢は、左から「香葉」、「大賀ハス」、「大賀ハス」、「桃白条」、「カスピカム」です。


駅を利用される方々がこれらのハスに目をとめてくださり、例年のハス祭りのことを思いだして下さるでしょう。7月11日土曜日からの一般公開にぜひお出かけください。皆でお待ちしています。
(担当: えむ)
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