大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年4月16日の活動報告

2022-04-18 09:19:42 | 日記
けさの気温は12度。前夜は冷たい雨が降りました。思わずコートを着込みたくなる寒い朝でしたが、次第に雲が切れて日差しが出てきました。
入口から坂を登っていくと、正面ロータリー広場のすぐ右側に、2本の桜の樹があります。下の写真でピンクの花がイチヨウ(一葉)、緑がかった花がギョイコウ(御衣黄)です。どちらも満開になっていました。

一葉は幹が傾いたのを、他の倒木を利用して支えました(2021年2月6日付活動報告②をご参照ください)。今年もご覧のように立派な花を咲かせてくれました。なお、本日のこの記事の見出し画像には、ボランティアグループのO氏が撮影した一葉のアップ写真を使わせていだだきました。

さて今日の作業は、ハス見本園の植え替え予定マスで、残っている場所のレンコン植え替え、見本園外側道路の歩道に落ちているツバキの花や雑草の除去・清掃、そして各マスの藻とりの際は、芽を痛める可能性があるので大きな熊手は使わないようにとのことです。

入口からハス見本園に上がっていく坂道も、枯葉がたくさん落ちているので、ブロワーを使って両脇に飛ばしています。前は人海戦術で、箒で掃き出したりしていましたが、今はブロワーのおかげでとても楽になりました。


上の写真の右側が歩道になっていて、そこにもツバキの花だけでなくたくさんの落ち葉がたまっています。今日はその落葉や雑草を取り除きます。雑草を機械で根元から切り取っています。

こちらではツバキの落ちた花を掻き出しています。足元の雑草は機械で刈り取ります。


ハスのマスにはたくさんの浮き葉が出ていました。真ん中のB列にある大賀ハスのマスです。3か所とも浮き葉がでていますね。

向かい側C列の知里の曙です。

前夜の雨でどのマスも水をたっぷりたたえています。


レンコン植え替えの続きも実施しました。ボランティアグループO氏撮影の写真です。

今年のレンコン植え替えは、臨時の作業日もあったそうですが、今日の作業で無事に完了しました。泥まみれの作業をしてくださった皆さま、お疲れさまでした。

下の写真は、今年植え替えた睡蓮の株です。少し見にくいのですが、中央の小さな芽の中心に白い筋がみえます。これは花芽ではないかということです。コウホネに邪魔されずにきれいに咲いてくれることでしょう。楽しみですね。


最後にもう一度、一葉(イチヨウ)と御衣黄(ギョイコウ)のアップ写真を。


これらもO氏撮影のものです。

今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)






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1 コメント

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さわやかな桜 (迷える子羊)
2022-04-20 09:07:54
お疲れさまです。

さわやかな緑色の桜の写真をありがとうございます。
ところで、森林総合研究所という団体から出ている「桜の新しい系統保全」なるパンフレットによりますと、「御衣黄」とカッパのお酒で有名な「鬱金」は遺伝的には区別がつかないのだそうです。
ですので、微妙なところですが、お写真から受ける印象では、これは「鬱金」なのかも知れないと思いました。

人それぞれ見方は違うでしょうが、例えば浜離宮庭園には「御衣黄」と「鬱金」が並んで植わっていますので見分けることができると思います。
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