どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

いそっぷの おはなし

2023年10月09日 | 絵本(昔話・外国)

    いそっぷの おはなし/降矢なな・絵 木坂涼・文/グランまま社/2009年

 

 いそっぷのはなしから九編。

 「うさぎとかめ」「ひつじかいと おおかみ」「ありときりぎりす」「きたかぜとたいよう」は おなじみの話。

 「きつねとつる」:きつねがつるを食事に招待し、だした ごちそうは お皿によそおったスープ。これでは つるは のめません。つるがだしたごちそうは、細長いつぼのつぼのななかに はいっていました。これでは きつねは たべられません。

 「よくばりないぬ」:肉をくわえたいぬが、川の真ん中で おいしそうな肉をくわえたいぬをみて、それもいただこうと、ほえると 肉が 川へおちてしまいます。

 「からすときつね」:チーズをくわえたからすが、きつねにほめられ、カア!となくと、チーズが おちてしまい そのチーズを きつねが 失敬していきます。

 

 文が短いので、入りやすいかもしれません。

 文が白黒、絵は遊び心が いっぱいの色彩。カラスやきつねの衣装も楽しい。羊飼い少年をたべるオオカミは2ページの見開き。


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