どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

人形劇団プーク公演

2024年02月04日 | いろいろ

 昨日、店に貼ってあったポスターを見て、人形劇団プークの公演を見ることができました。

 主催は保育園とその父母会の主催で、関係者以外も見ることができそうだったので、申し込んでみたもの。

 普段街中に子どもの姿を見ることはほとんどないので、これだけたくさんの子どもをみて、びっくり。舞台からの呼びかけに、元気にこたえる子どもたちに思わずほっこり。

 人形だけなら見る機会もありますが、舞台装置、音楽があるところがミソ。300議席ほどのホール。

 第一部は、五味太郎のミニミニ劇場。人形が後ろで演技するのではなく、舞台全体をつかったもので新鮮でした。

 第二部は「きつねのコンとこだぬきポン」と、骨格のしっかりした人形劇でした。

 

 こんな企画をした保育園と関係者に感謝です。


まほうの くびかざり・・グリムの紙芝居

2024年02月04日 | 紙芝居(昔話)

   まほうの くびかざり/原作・グリム 脚本・堀尾青史 画・かみやしん/童心社/1991年(16画面)

 

 きのみやきのこをとりに森にやってきた娘をよめにしようと 森の中に住む三人の泥棒が、たがいに争った挙句、泥棒たちは、三人とも 共倒れ。

 娘は森の中で迷子になりますが、うんよくハトに助けられ、木の穴で やすみます。そこに食べ物もありました。このハトは、魔法使いによって魔法をかけられていました。魔法をとくには、魔法使いの鳥がしている首飾りがないと、人間にはもどれません。

 魔法使いは目がみえませんが、においや 足音には敏感です。ハトは、娘を奥の部屋に案内し、鳥がしている首飾りを手にいれますが、気がついた魔法使いが夢中でおいかけてきます。

 娘が首飾りを ふりかざすと 魔法使いは、くるったようにふるえて、あっというまに とけて 池のようになり まったくきえてしまいました。そして、ハトは りっぱな 若者になり・・・。

 

 脚色とほかの翻訳にあたっていないのでなんともいえませんが、三人の泥棒が争う場面がややながめなのに、魔法使いがおいかける場面が、あっというまに決着がつくので、ややものたりないかもしれません。