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端午の節句

2008-05-05 02:24:46 | かおりん
 「端午」は月の初めの午の日という意味でしたが、後に五月初めの午の日である五月五日のことを「端午」というようになりました。 

武家の世になると、菖蒲は尚武に通じることから「菖蒲の節句」ともいわれ、兜飾りや武者人形を飾り盛大に祝いました。 

現在では「子供の日」とされ、男児の成長を祝って、五月人形を飾り、酒に菖蒲をひたした菖蒲酒とちまきや柏餅をお供えします。 

また菖蒲は薬草で、災厄を祓うという意味から、蓬とともに軒にさし、菖蒲湯に入る習慣があります

 「端午の節句」の献立
◆ たけのこご飯◆
【材 料】 4人分
米            2カップ
たけのこ(ゆでたもの)  150g
油揚げ            1枚
みりん          大さじ1
しょう油         大さじ2
だし汁        21/2カップ

【たけのこのゆで方】
1) たけのこは穂先を斜めに切り落とし、皮目に縦に一本包丁目を入れる。
2) 大きい鍋にぬか、水、赤唐辛子を入れて火にかけ、煮立ったらたけのこを入れ、弱火で40~60分、根元に箸が通るくらいに柔らかくゆで、ゆで汁につけたままさます。
3) たけのこのゆで汁をきって皮をむき、水にさらす。

【作り方】
1) 米は炊く30分前に洗ってざるに上げておく。
2) たけのこは薄切り、油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、1cmの短冊切りにする。
3) 2)にみりんとしょう油をからめる。
4) 炊飯器に1)を入れ、だし汁と3)を汁ごと加えて炊く。
5) 炊き上がったらさっくりと混ぜ器に盛る。

◆ 兜椀◆
【材 料】 4人分
えび        大4尾
うーめん      30g
さやえんどう     8枚
みつ葉        適量
だし汁       4カップ
塩         小さじ1
しょう油      小さじ1
酒         大さじ1

【作り方】
1) えびは背わたと殻を取る。中央に縦に2cm位の切り込みを入れ、尾をその切り込みに差し込んで向こう側に抜き出し、尾の先の部分を開いて兜の形にする。
2) 熱湯に塩少々を入れ、その中にえびを入れ、色が変わるまでゆでて水気を切る。
3) うーめんはたっぷりの熱湯でゆでて冷水にさらし、もみ洗いしてざるにあげ水気を切る。
4) さやえんどうは筋を取って塩ゆでし、片端をV字型に切って矢羽根の形にする。
5) だし汁を煮立てて塩、しょう油、酒を加えてひと煮立ちする。
6) 食べる直前、お椀に2)、3)、4)を盛り、5)を注ぎ入れて結んだみつ葉を添える。

◆ ふきとたけのこの炊き合わせ◆
【材 料】 4人分
ふき             1束
たけのこ(ゆでたもの)  150g
干ししいたけ         8枚
さやえんどう        12枚
だし汁          2カップ
しょう油         大さじ2
砂糖           大さじ1
みりん          大さじ1

【ふきのゆで方】
1) ふきは鍋に入る長さに切り、塩大1をまぶして板ずりする。
2) たっぷりの熱湯に塩ひとつまみを加えて1)を入れ、強火で3分程ゆでて冷水にとり、皮をむき水にさらす。

【作り方】
1) ふきは4~5cmに切る。
2) たけのこは穂先は4~5cmのくし形に切り、太い部分は半月に切る。
3) 干ししいたけは水でもどして石づきを取る。
4) さやえんどうは塩ゆでして矢羽根の形にする。
5) 鍋にだし汁、しょう油、砂糖、みりんを煮立たせ、1)、2)、3)を入れて味が染み込むまで煮る。
6) 器に5)を盛り合わせて4)を添える。

◆ 目抜けの煮付け◆
【材 料】 4人分
目抜けの切り身        4切れ
しょう油          大さじ5
砂糖            大さじ1
みりん、酒         大さじ2

【作り方】
1) 鍋に水2カップ、しょう油、砂糖、みりん、酒を煮立て、目抜けを入れる。
2) 煮立ったら落しぶたをして中火にし、煮汁が半分になるまで煮詰める。


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