入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’16年「晩夏」 (7)

2016年08月11日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 上に泊まると、山の朝は早い。7時、第1牧区の牛の様子を見に行くと、伊那の谷は雲に埋まっていた。しかしあるかないかの薄雲の雲高は高く、遠く北アルプスや乗鞍、御嶽、中央アルプスが朝の光の中に見えていた。
 牛の群れは雷電様の少し先の西側の落葉松林の中にいた。いくらかでも涼しい場所を選んだつもりなのだろうが、ここは斜面がきつい。一昨日の中間検査後に和牛が7頭下牧し、乳牛の勢力が少しは回復されたようだった。
 順調にいくと思った頭数確認で、1頭がどうしても確認でず、長い時間をかけた。この牛はいつも畜主が同じ他の2頭と行動していたから、いないとなると咄嗟に事故のことを考えた。
 念のため8時を回ってから事務所に電話してみた。するとネムタイ声で担当者、当該の牛は「種牛のいるまき牛牧区に移した」だと。
 
今日は「山の日」とか、それに因んだことを書こうかと、登山客で賑わう入笠山の登山口まで行ってみた。相変わらず目に付く人たちは中高年が多い。小さな子供を連れた親子連れも結構いた。入笠の山頂へ行く人たちのほとんどがゴンドラ利用者だから、登山というような意識のない人も多いように思えた。それでも下界の猛暑を逃れてきた人たちに一時の涼風と、胸のすく壮大な眺めには救われることだろう。





 ここにもカラフルなテントがポツポツと増えてきた。それでも、これだけ余裕で設営のできる所は少ないだろうと思う。今夜の観望会はどうなることか。TBI氏も今到着した。明日は星のことについて。
 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましてはカテゴリー別の「H28年度の営業案内」をご覧ください。
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