昨夜の雨には仰天した。その凄まじい雨音、まるで天の堰が破壊されて大洪水が襲ってきたかのようだった。
夜が明けたら今朝も穏やかな一日の始まりで、作業道に小さな水たまりが1,2カ所ほど目に付く以外、狂乱の暴雨の名残はない。
まだ全頭の牛の確認はしてないが、つい先ほど心配して外へ出て見た何頭かは、さすがに疲労の跡を濃く残している。牛たちにとっても、恐怖の一夜だったろう。
夜が明けたら今朝も穏やかな一日の始まりで、作業道に小さな水たまりが1,2カ所ほど目に付く以外、狂乱の暴雨の名残はない。
まだ全頭の牛の確認はしてないが、つい先ほど心配して外へ出て見た何頭かは、さすがに疲労の跡を濃く残している。牛たちにとっても、恐怖の一夜だったろう。
天気の異常に加え、生態系にも同じことが起きている。キシャヤツデという1センチにも満たない白いヤツデがまた大量発生している。
このヤツデは本来なら7年を周期に地上へ出てくると言われているが、確かに前回、前々回はそのくらいの間隔があったと思う。しかし、今回は明らかに早過ぎる。
計算上からして、前々回から数えて3回目は21年目になるはずで、仮にその発生がここで働き始めた最初の年だとしてもまだ18年、3年も先の話だ。
鹿やイノシシ、クマもそうだが、例えば鹿の群れの数はまさに異常と言える段階に達している。以前は1群れの中に雄鹿の数はそれほど目立たなかったが、今は明らかに違う。成長した角を誇らしげに見せる雄鹿が多数確認できる。
何の事情も知らない人は、逃げようとしない群れを見て、ここは鹿牧場かと訊いてくるほどだ。野生の鹿だと言うとその数に驚いている。
この後、イノシシから受けた被害、それからクマのことにも触れようとするのだが、なぜか文字が消えてしまう。このPCになってから、こういうことがよく起こる。
イノシシは1夜にして大きな田んぼ1枚くらいの広さの放牧地を掘り起こしてしまう。掘り起こすというよりか、あの鋭い牙を使うのだろう、器用に「めくる」と言った方が正しい。
草の根元に隠れているテントウムシなどの蛹(サナギ)を好物にしているのだ。
イノシシの被害は例年なら初夏のころだったが、今は違う。被害の一番大きかった第3牧区の牧草に関しては来年どうなるか、今から心配している。
また文字が消えた。もう、きょうはここまでにしておこう。
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本日はこの辺で。