スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ヤリヤリ・ストローク...

2007-03-01 23:05:50 | 授業 楽器
写真中央に氷の塊が写っているの、分かりますか?
これは、屋根から落ちてきました。
こわい、こわい。でも、春の訪れの兆候?

今日はウロフの授業。

作ってきた曲の披露をした。
私はメジャーのポルスカとマイナーのワルツ(今朝作った)の2曲を作っていたけど、ポルスカのほうだけ弾いた。
C-basをたくさんつかった曲。
「Finnt!いいねー!それ、今後も(捨てずに)取っておいたら」というウロフのコメント。
今回、他の人は複雑な曲を作っている人が多かった。
考えてひねった曲はキャッチーなメロディで印象に残るとは限らない。
でも私のはシンプルな構成とシンプルなフレーズを使った曲。
良い悪いは抜きにして、単純で聞きやすい曲だったとおもう。

どうやってその曲を作ったのかプロセスを聞かれた。
C-basを使いたかったからと言うと、ウロフが作曲するときも「この音を使いたい、この響きがいい」というきっかけの音からイメージが膨らむと言っていた。

今日は、クラスメートが友人(バイオリン)を連れてきていた。
この日見学した人はラッキーだったと思う。
ウップランド、イェムトランド、ウッシャ、ヴェルムランドなど今まで習った曲を復習しながら地方ごとの違いを説明してくれた。

もう一つこの見学者はラッキーなことが。ウロフは曲やテクニックをじっくりやってなかなか新しい曲は教えてくれないのだ。でも、今日は2曲ならった。
一つはポルケット、もう一つはハリェダーレン(Härjedalen)のハッリング(Halling)で、ボーイングパターンが似ている。

このハッリング、スウォップ(Swåp)というバンドがライブで来日したときに、ウーラ・ベックストレム(Ola Bäckström)が教えてくれた曲と同じだった。
バイオリン用の曲でニッケルハルパで弾くのは試したことあるけど難しい。
…と思っていたけど、前回のトライからは年月が経っている。
今日弾いてみると、意外に普通に弾ける。上手くなった!?という訳ではなく、キー(ニッケル)を見ずに弾ければ難しくないということだろうと思う。
下を見てキーを捜しているうちは、指がバタバタするから難しく感じるのだ。

さてさて、その後は前回もやったヤリヤリ・ストローク。む、難しい!
(弓をペンのように持ち手首だけを使って返す伴奏用の奏法。ヘルシングランド地方)
まだ、全くそれらしい音がだせません…。
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