スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

スウェーデンで5星のお寿司

2006-10-22 23:56:50 | おススメカフェ・ショップ
昨日のセッションなどで夜2時過ぎに寝たのでお昼頃、目がさめた。
いけない、いけない。することは山ほどあるのに!
それに今日は、お茶を買って、お寿司を食べると決めていたのだ。

お茶は前10/08に書いたルイボス・ビタミンブレンド。名前が思い出せなくて、こういうので・・・と言うと、「あれね!」と缶を抱えてやってきた。
この店員さん、かわいらしくてとってもハッピーな感じの人。話すだけで楽しくなる♪
ちなみにチェーン店?と尋ねると、ウプサラに2店舗しかないんだって。
スウェーデン人へのお土産にもいいかもね。
買わなかったけど、オクトバー・ブレンド。アールグレイベースでとってもいい香り。

そして、すし屋、yukikossushiへ。
地元紙で5つ星をとったらしく、ある人から教えてもらって以来とっても気になっていたのだ。9/30に書いたjasmin ris事件の衝撃以来、日本米も食べたかったし。

テイクアウトのつもりで行ったら、応対してくれた店長yukikoさんが感じのいい方で中で食べていくことに。
私、朝食が味噌汁派という訳でもないし、海外で和食って食べようと思ったことない。だから、海外・初体験。
他の店員さんは日本人じゃなさそうだし、さてさてスウェーデン人の評価するお寿司とは如何に?!

なぜか演歌がかかってます。お寿司というより居酒屋っぽい気分。
105krの盛り合わせ。おススメは145krと言われたけど、私貧乏なので。

さっそく、出てきたお寿司をみてびっくり。
じゃ、じゃーん!サーモン!サーモン!サーモン!
手巻き寿司の中もサーモン!
これはケチったせいなのか、それとも北欧でタイやヒラメを期待する私がアホなのか。

ひとまず、サーモンを一口。
うーん。とろけそう。甘くて柔らかくて。日本のサーモンもこんなんだっけ?こんな大量のサーモン攻めにあったことがないので、今まで意識して味わってない。
でも、とっても美味。シャリもしっかり引き締まってます。
わさびは控えめで、皿に盛ってあるわさびを自分で加減。いなりもちょうどいい甘さ。

ちなみに、私は九州はいいけど関西の回転すしはオイシクナイと思っている人です。ただし、寿司チェーン店の「屋台ずし」をナイス!と思っているレベルの人です。

でも。ネタのことだけじゃなく、やはり、何かが日本と違う。
演歌のせい?
「アガリ一丁!」「ヘイ、お待ち!」って、あのノリがないせい?
ヒラメがなかったから?
手巻き寿司にアボガドが入っていたせい?
(ワタシ的に、寿司屋でアボガドはNG。居酒屋ならOK。)
でも、日本と同じな訳ないよね。日本人のために作ったお店じゃないでしょうし。スウェーデンが「イイじゃん、これー」と感じる日本を表現しないとお客が来ないもの。

ともかく、yukiko寿司はおいしかった。ごちそーさま!また来まーす!と声をかけて店を後に。

その帰り道に思ったこと。
つまり、その国にあるお店はその国の人のためのもの。
日本でいくらおいしいイタリアンでも、イラン料理でも、フレンチでも、パン屋でも、本場の国の人が食べると、(おいしいかどうかについてではなく)こうやって違和感を感じるんでしょうね。
料理に限らず色んな意味で、自分の狭いモノサシだけで考えたり感じたりせず、世界に対して視野を広く持って感じとることって大事だよなぁ。
と、まぁ、サーモンから人生観について考えてしまいました。
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