呑んだり食べたりフォトったり

京菓子



まさに点前勝手なんですけど、悪戯にお茶を点てたりします。骨董の道具としては勿論なんですが、お持て成しの心を表現する茶道の精神が好きなんですね。

重ねて季節を感じたりするのも好きなので、それらを表現するお茶菓子を見たり用意したりするのも好きなんです。ただ、この辺に気の利いたお店がない、と言っては失礼だし勉強不足。本当は結構お金が掛かってしまうので、ちゃんとしたお店の扉を開ける機会をなかなか持てないのです。

でも本日、いつも行ってる気易いお店で京菓子が売ってました。京都は三千家を受け継ぎ今に伝える聖地。それに連なる色々が大切にされている町で、ホント憧れます。京のお菓子作りには品と共に夢があるからよろしおすなぁ


左の主菓子は季節柄 桜の団子ですが、右は丁度前回アップした花、椿を表した干菓子です。商品名が「椿ゼリー」となっててちょっとお洒落じゃないなぁと思い、人様には「椿寒天」と勝手に言い換えたりして。

そう言えばお茶の席ではないですが、昔近所のおばちゃん、おばあちゃんの家に行くと和菓子が切らすこと無くあって、砂糖塗した日持ちするこれだのゼリービーンズだのがよくありましたよね?

当時は全然好きじゃなかったんだけど、今こうしてお茶のマネゴトなんかやってると 美味しくいただけるから不思議です。尤も、昔おばあちゃんたちが薦めてくれた砂糖菓子は、甘い物が貴重な時代のおもてなしだったんでしょうね。

思わずちょっと買いこんだらお小遣いが飛ぶ飛ぶ。勝手にお出しする、しかも必ず出せる宛があるわけでもないのに。まあ残ったら自分で食べちゃうんですけどね。何にしてもこの国の季節は移ろいます。人気が無くて取り扱わない、なんて事にならないでほしいなぁ。

コメント一覧

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やっぱりずっと親しんでらしたんですね。それも母君が先生だったとは!

先に甘い主菓子を食べて頂く。それも、美味しくお点前を頂く準備ですものね。
私は子供の頃店に来ていたお客さんのお稽古に連れて行かれたのが出逢いです。その頃は「お菓子があるから」なんて言われてもケーキの方が良かったくらいでちっとも魅力を感じなかったんですけど(笑) 年月ですね。
酔猫@和菓子屋が近くに出来て、さあ大変(++)
お茶菓子、お干菓子
母が、茶道の教授を持っていたせいで
小さい頃から、土曜の午後からとかお抹茶タイムがありました
お抹茶は、そのまま飲むと苦いけど
直前にもらえる和菓子が美味しくて
その後に薄茶を頂くと、なぜか美味しく感じました(^◇^)
自宅近くに出来た和菓子屋さん
ふ。目の毒ね…
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