NANKAI BA-032 ツインウィンドウタンクバッグ
【カラー】 ブラック／グレー／カーボン柄
【サイズ】 Ｈ１９０×Ｗ２４０×Ｄ３５０ｍｍ
【容 量】 約１２．７リットル
ナンカイで見て気になったまま一週間、やっぱり物欲は本物だったようで 買っちゃいましたタンクバッグ。
今使ってるグーリーのも良いんですけど、あれを購入した時はリターン間もない頃。ツーリングを考えればレインウエア＋旅の携行品＋お土産スペースと、てんこ盛りに対応しなければなりませんでした。リアトップケースなんて眼中無い頃だし、ひとつで全部まかなえるタンクバッグとなれば「大は小を兼ねる」形もスクエアがスペースの工夫もし易いだろうと思ってトップがA4サイズあることに拘って決めました。実際重宝しました。
ところが街乗りだと大き過ぎて大層なんですよね。ハンドルを大きく切り込むと干渉しちゃって軽快感がなくなってしまう。また、貼りつけたタンクパッドに磁石の位置が重なるのも懸念してました。吸着力が弱まるので。あとデジカメを気軽に出し入れ出来るスペースが無いのはかなりネックで、サイドポケットは必須と思うようになりました。
他に小さなセカンドバッグ型のを持ってるんですが、これだとちょっとした着替えやペットボトルは入らなくて常にもうひとつ別にバッグを持たなくてはなりません。それではと大きめのバッグひとつにしてタンクバッグを止めてしまうと、メットへの虫アタックなんかあった時 ウェットティッシュがすぐ取り出せなくて困る。だから常にセカンドバッグ型＋大きいバッグの２つを持って出掛けるスタイルに。これも軽快感が無くていけません。
それで一回り小さいタンクバッグが なんとなくですけど気になっておりました。そんな時に見かけた南海の当製品。12.7Lの容量を誇る割にはコンパクトに見える上、クリアな窓が二つ。ここには携帯とナビが入れられるのは売り文句通りなんですが、実はグーリーで困ってたのが携帯の入れ場所。身につけててもイヤホン着けてなきゃ着信があっても気がつかない事が多く、また直ぐに取り出しにくい。
その上この日は壊れたナビホルダーの再購入を目的に来店しました。ツーリングになかなか行けないからナビは滅多に活躍の場をあたえてやれません。そうすると勝手知ったる道だって使いたくなるのです。その場合距離も時間も短いから、ホルダーのセッティングや電源の取り回しが煩わしいんですよね。何度も言いますが軽快感無いし。
だからこのバックが目的にはピンポン！ でも所謂普通のタンクバックのサイズなわけで、だったら既に色んな製品が出てるんじゃないか？ ポケットの位置や形状等 細かな仕様でこれを上回るベストマッチが存在するかもしれないよ？ そう思って一旦見送ったのですがしかし、果たして他にはなかなか無いもんだったのです。くぅ・・・この一週間、俺の欲望を宥め賺すのに、些か苦労しちまったぜ、へへ・・・
というわけでGBにパイルダーオン！ ナビをビルドアップっ！ 携帯電話をフェードイン！ したのがお写真です。ふむ、グーリーと違って圧迫感が無く 切り角の大きいバーハンでも干渉しません。たまにナビを入れて使ってたセカンドバック型のタンクバックだと天を向きすぎで画面が見辛かったり、ハンドル近くに置くように努めないと視線移動が激しかったりといった危険な部分もあったのですが、高さがある分 目との距離も近くなり見やすいです。
マグネットの位置もタンクバッドを巧く避けてくれてます。そもそも磁力が強くて、グーリーはその点ダメだったんだなぁとか、なんだかんだでバイク用品メーカーが造った商品だと納得させられました。手で提げて歩いてもフラップ部がブラブラしません(グーリーはするんです)。
購入動機だった普段使いは勿論ですが、今はリアケースもナビも搭載してますからツーリングでもこちらの方が使い勝手がよさそうです。サイドポケットもデジカメ用に具合が良い。自分のバイクスタイルが解ってきてから購入したものなので、駆しりだす前から予想通りの手応えを感じました。
実際に駆しりだして使ってみますと、先ず気軽にナビを持って出られるのが嬉しいです。多分突然の雨でも重宝しそう。またなんと言っても大きさが良いあんばいで使い易いです。ひとつ気になったのは、中に物を詰め込むと丸く膨らんでしまって、ナビの液晶画面が進行方向へスラントしちゃうんですよね。それで見えなくなっちゃう。荷物の入れ方を工夫すれば多少はなんとかなりますが・・・まあ本気の時はホルダーに設置しますから良いんですけど。
ということで久々のニューアイテムは普段使いということもあり、元を取ること確実と自負しております。というか絶対重宝させてやる。
