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笹の川酒蔵。
昨年末を締めくくる一杯としたお酒。日本酒の、「贅沢な逸品から脱」とした流れをウイスキーでもと思って遊んだわけです。少し前まで「ブレンデッドスコッチは12年以上ないと・・・」なんてほざいてた輩ですが、少しずつ楽しめる舌を持てるようになってきたのは喜ばしい事です。思えば若い頃の方が贅沢な酒呑んでました。まあそれは良い事だと思います。時間は刻々と流れていくし、私の場合そういう時代とともに歩んだ流れでもありましたから。
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この酒はチェリーウイスキーとして、バブル華やかりしころから認識していた酒でした。何しろ日本のウイスキーの歴史の中で無視できない存在だし、当時貴重な国産ウイスキーでしたからね。三楽オーシャンと共に。
前置きが長くなった。呑んでみての感想。やはり口元にグラスを運んでも立ち込める香りは望むべくもなく。でも、口に含んで広がるそれはなかなか賑やかで楽しませてくれます。スモーキーで後味の甘さも優しい。フィニッシュは短いですが、味の切れがあると捉える事も出来るし、ナイトキャプになりますね。