呑んだり食べたりフォトったり

190Eで飯縄寺再び



写真は行元寺駐車場。

週末にお客様が「波の伊八の彫刻を見に行元寺にいってきた」と報告してくれました。丁度、先日行った飯縄寺に行くつもりだったので、今日梯子してきました。お知らせ頂いた時点で、今日「北斎・広重・伊八特別展」が終わってるのは分かっていて残念だったんですけど。



途中、大多喜のそば屋さん『くらや』で天ざる750円を頂きました。お安くて美味しく、言うことありません。メニューも抱負なのでまた食べにいきたいです。



行元寺は山門が塗り替えられていましたが・・・ペンキで塗りたくってしまってるのでは古の趣が何も無い。たとえ剥離・退色しても、それこそが自然の摂理。時代の中で吟味され用いられた様々な顔料の尊さが分からないと、こんな補修をしてしまうのでしょう。見れば梵鐘も自動鐘突き機なるものが設置され、その装置や鎖が無惨にも梁に打ちつけられている。山門の土台もコンクリートを流し重量ブロックを基礎にして持ち上げている。思えば参道を広げるために切り倒された左右 杉の切り株。なんとも痛ましい気持ちに。

境内の様子を拝見していましたが、結局誰も現れることなく 伊八の彫刻も見ることが出来ませんでした。本来 要予約連絡ということなんでしょう。しかし、過日相成った特別展のポスターも貼られたまんまの境内にはガッカリする以外なにもありません。忘れましょう。



気を取り直して飯縄寺へ。こちらはご住職もおわしまして、また案内して下さいました。先般見てきたものがものだけに、こちらは境内に入るや心身が洗われるような気持ちになりました。伊八の彫刻や堤等琳の龍図等ひとつひとつの作品が凄いこともありますが、それらを守り継承していった飯縄寺縁の人々の心が、霊験な雰囲気を醸すのだろうと思いました。信心とは縁遠い輩ですが、それでも本堂に身を置かせていただくと身震いしますからね。尚、山門は今茅の葺き替え中。出来上がるのが楽しみです。



その後はお約束の太東岬灯台まで行って太平洋を望み、茂原経由のドライブで帰ってきました。しかし、飯縄寺の伊八は改めて凄い。同行者も喜んでくれたので良かったです。
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