モッチリ遅いコメの距離感

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次なるルームチューニングの計画

2020-05-13 13:04:06 | オーディオ
今はある程度落ち着いているルームチューニングではあるが、今後どうしていくかをなんとなく考えていたが、具体的に書ける程度にはまとまってきたので書き残しておく。

・前回のチューニングでは主に一次反射音、二次反射音を中心に整えた。
・二次反射音までの周波数特性、インパルス応答、定位感などはある程度整った。
・だが残響時間が短めであることや拡散性のある残響音に乏しいことは特にアプローチしていない(そもそもそれは必須事項ではないからということにしているが)
・推定の話ではあるが、今の環境で自分の目指している方向で、前方や前側方の耳の高さでの拡散性を向上させることの意義は少ないと思っている。
・上方や後側方や後方など直接音が来ずステレオフォニックの音像が浮かんでこない方向から細かい拡散音が入ってくることによって空気感が向上することを期待できるのではないかと思っている。

・そこで主に上方に拡散体を設置して上から細かい拡散音が降ってくるようにしようと考えている。
・上方の拡散体設置は落下の危険を考慮せねばならず、機材や人体や拡散体自体の損傷リスクがある。
・そのため軽量な発泡体の表面に硬質な反射拡散面を貼り付けたようなものが良いのではないかと考えている。軽量のため、簡単な固定で落下もしづらく、落下しても大事にはならない。
・その構造だと一部の音は反射拡散するものの、吸音率が高めになる。そのため、既に吸音部になっている部分に施工するのが良いと考えている。
・部屋全体として低域以外の吸音率を下げたいと考えていることもあるし、上記構造であれば設置しても定在波の吸音には支障がなさそうであるので一石二鳥を期待できる。
・ただあまり効率のよいチューニングではなさそうである。それなりに苦労したとしても、拡散音を最低限でも耳に届けるには拡散性を三次元的にしっかりつけないと駄目だろうし、施工量はそれなりの面積にやらないと効果が出ないだろう。そこまで出来たとしても好みの音調になるかは分からない。
・周波数特性ではなかなか変化に出てこないだろう。インパルス応答で多少効果が出るかも知れないが、測定誤差で埋もれてしまうかもしれない。
・拡散体は恐らく自作にはなってしまうだろう。
・細かい部分を詰めないといけないが、さりげない響きの余韻を少しでもコントロールできればとは思っている。
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