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新地デジの仕様決定との報

2023-07-19 11:05:23 | ホームシアター
総務省が「次世代地デジ放送」仕様策定。4K/HDR/22.2ch対応へ
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1517210.html

上記のニュースが入ってきました。簡単に言えば地デジに4Kや22.2chやオブジェクトベース音源やHDRの仕様も将来的に入ってくることが決定しているようです。
コーデックの効率化などで圧縮率を高めたようで、またマルチレイヤプロファイルという手法で4Kコンテンツを提供しつつ2Kのテレビで2Kの映像しか扱えないテレビでの視聴も可能としているようです。
オブジェクトベースやマルチレイヤプロファイルなどはローエンドのテレビでも問題なく再生しつつ、ハイエンドのオーディオビジュアルで本領を発揮できる優れた仕様だとは思います。

とはいえ恐らく民放は現状の2Kステレオが99%を継続するとは思うので恐らくはほとんどKHK放送の品質の問題にはなると思われます。映画ですら4K化がスローペースであることを考えると民放が積極的にやる理由が正直見当たりません。
かつてはテレビ製造を担う家電メーカー主導で高画質放送などもやっていましたが、テレビ製造に従来ほど注力していない現状を考えると家電メーカーの販促目的の高画質放送もそれほど期待できません。

地上波品質が上がるのは結構なことですが4KBSは品質の差別化は難しくなりそうです。コンテンツで差を付けていく感じになるのでしょう。サブスクなどでBSの地位は低下していく一方ですが挽回の策はあるのでしょうか?
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