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家の見積もり

2015-04-04 22:41:21 | 注文住宅-打ち合わせ
 今相談しているハウスメーカーとの1回目の見積もりが出た。

 相談しているのは群馬で高気密高断熱を売りにしていて
その界隈では他県にも知名度のあるマイスターハウスという会社。

 ネット界隈や展示場の他社営業の口からは
マイスターハウスといえば高級住宅という代名詞がついている会社ではあるが
見積もりで他社と極端に差が無い金額に収まったので
そこに施工を頼むことを前向きに考えている。

 石井式リスニングルームという特殊な構造の部屋が家の中にあるのだが、
1級建築士(社長)と設計士のペアで最初から対応してくれたので、この会社が最も確実に実現できると思えたのがその理由だ。
 他社のハウスメーカーでは営業社員が対応しているのが大半だ。営業にできる、できないと言われても信憑性がなく、実際に建てるとき、やってほしい通りに設計や現場監督をしてくれなかったら取り返しがつかない状況になってしまう。そんな不確実性の高いところでは施工はして欲しくないと思っている。

 またこの会社の施工する家は気密性が抜群にいい。気密性は様々な要素に左右されるが、少なくとも施工精度が良くないと良い数字は出ない。
 またこの会社の家の断熱材は高密度のグラスウールである。グラスウールは適切に施工すれば高い断熱性を得られるが、施工が良くないと途端に断熱性が極端に落ちてしまう。つまりマイスターハウスがグラスウールの扱いには長けている会社であることに疑いはない。
 石井式リスニングルームのキモは32kグラスウールを適切に施工することにある。施工精度やグラスウールの扱いの意味でもこの会社なら確実に石井式リスニングルームを実現してくれると思えたのだ。


 何より助かったのが先入観に比べ、マイスターハウスの見積もりが実際そこまで高くなかったことだ。まあ決して安くはないのだが。
 当初は高気密高断熱の実現に高コストや高付加価値がついて高額になっているだけだと思っていたが、各種設備のグレードも標準設備の時点で異様に高かったのだ。フローリングは無垢のメープル、エアコンも最高級品、窓は遮熱断熱性に優れた高級品、階段も無垢のオーダーメイド、玄関ドアはスウェーデンの高断熱品などなど基本的に安物はほぼない。自分にとってオーバースペックな部分は標準品からグレードを落とすことで見積もりの価格からさらに安くすることも出来そうだ。
 また、70~80万と言われる坪単価も諸経費コミコミでの価格なので、大手の坪単価計算でいくともう少し下がってくる。

 自分の家の仕様で給排水、諸経費、消費税を除くと坪単価60万中盤くらい。
大手の高気密高断熱を売りにしている一条工務店あたりと比べても大差はないという印象。標準仕様が豪華なのを考慮するとコスパはそこを上回っていると思える。
 15畳の石井式リスニングルームの追加内装工事は約130万。ダイケンの防音プランは12畳で約380万、ヤマハの防音プランは8畳で約400万というものと比較すれば相当に安く上がった印象。独特の設備を備えた家を施工する事例が多く、普通はないモノを作ったからと言って高額なオプション料金を請求されないようなので、そういったし少し癖のある住宅を作る上では規格住宅メーカーと比較して有利なようである。
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2 コメント

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石井式 (ほのじろう)
2015-04-05 13:06:58
計画が前進中ですね。おめでとうございます。
石井式についてお詳しいようですが、
どうやって勉強されたのですか?
返信する
Unknown (管理人)
2015-04-05 17:26:42
>ほのじろう さん
コメントありがとうございます。
石井式は発案者の書籍の新版と旧版が私の知識の大半です。
構造は図示されていて材料も明記されているので、誤解せずにそのまま作ってもらえれば、大間違いはないと思います。
返信する

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