かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

フェスタ・デ・バンブー

2010年09月11日 | 障がい者
今日は、「竹の塚のお祭り」から命名された、知的障害児者の施設、あだちの里竹の塚総合支援センターの10回目のお祭りに参加してきました。

ここは、竹の塚北小学校跡地に建てられた、福祉の集積施設で、特養ホーム「希望の苑」(聖風会)、竹の塚ひまわり園(作業所や就労支援を主とした多機能型の施設)、竹の塚福祉園(足立初の知的障がい者の入所施設)が並んでおり、隣には竹の塚北公園があり、いい環境の施設です。

この施設をつくるまでにはドラマがありました。特に入所施設をつくるのに、本当に関係者も議会も苦労をし、超党派で一丸となって誕生させた施設でした。それと同時に地域の方々の暖かいご理解とご協力があってこそ実現した施設でした。
今日は、その子どもたち(もちろん年齢的には大人の方が大半ですが)の笑顔に沢山ふれて、本当にこの施設を誕生させて良かったと、私も笑顔をもらいました。

知的障害をかかえる子どもの親の不安は大変なものです。「私たち親が生きている間はいいけれど、私たちに何かあったらこの子はどうなるのか」という、親亡き後のこと。「養護学校(現特別支援学校)を卒業後に、在宅で閉じこもりにはさせたくない、生き生きと生活をしてほしい」といったこと。だからこそお母さん達はものすごいガンバリを発揮しているんですね。

同じ子を持つ親として、痛いほど感じます。だからこそ、区内にどんどんと作業所などをつくってもらうよう、働きかけ、実現し、こういった日に、子どもたちの笑顔に出逢うことが何よりもうれしいのです。

この社会福祉法人 あだちの里は、「手をつなぐ親の会」(知的障害児者の親の会)が、がんばって誕生させた法人です。
その取組みを、私たちは20年の議員生活の中で、誕生・成長を見届け、応援してきました。


写真は開会式典にあつまった利用者や子どもたちの様子。今日はこのあと、ダンスや音楽の発表も控えています。


ご挨拶をする大島よしえ都議。大島さんも「みなさんの笑顔、すごくいいですよ」と語りかけていました。
私も「来賓」として紹介して頂きました。


開会式終了後は、いよいよ祭りの開始。焼きそば、焼き鳥、カレーライス、フルーツ、たこ焼き、お好み焼き、フランクフルト、飲み物、かき氷…模擬店も大にぎわい。外ではトランポリンや、隣の公園では「移動動物園」と称して馬もいました。


今日は地域の寺内さんもいっしょに参加してくれて、いっしょにあれこれ買い物をしました。ものすごい人だったので、何度もはぐれてしまったり、35度の炎天下だったりしましたが、楽しいひとときでした。私が買ったカレーライスも美味しかったですよ。


これは「ひまわり園(作業所)」のお母さんが作っているひまわりのアクリルたわし!200円で売っていました。お隣は、ひまわりのバッジ。


これは記念品で頂いた、作業所でつくっているクッキーです。

障がい者自立支援法では、「応益負担」の名の下に、障がい者が人としてスタートラインに立つためのサービスにさえ負担を追わせる、この撤廃の課題は、政治の課題。私たちもがんばりたいと心に誓って、次の場所へと移動しました。



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