かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

大谷田幼保園と保育ママさんをたずねて

2010年08月29日 | 国政
保育のしくみを大きく変えようと言う動きがあります。

●基準を緩和しナショナルミニマムが崩壊
●直接契約制度、2階建ての制度になり、直接契約の方向性へ。お金がありいい保育園を探せる親はいいが、保育もお金次第のような。

区では、私の質問に対しても区はくり返し「待機児の多い現状では、直接契約は導入できない」とはっきり答弁。
しかし、基準の緩和については、ずるずると、そして先陣をきって進めてしまいそうで、「待機児解消」の名の下に、「ただ子どもをどこかに詰め込めばいい」的な発想が見え隠れします。

私達は、本来認可保育園を作るべき。それと同時に待機児童解消の緊急策として、保育ママさんをふやすことや認証保育所などの策も否定しない。でもこれが主方向ではない、と考えています。

そんな中「幼保一元化」の足立モデルとして、早くからスタートした大谷田子ども園をたずねてきました。
ちなみに今のままでは「子ども園」の基準にはあわない施設でもあります。


廊下の展示物


給食室。全員が給食を食べます。


お昼寝風景。
保育士をしていた私には懐かしい光景です。


広い園庭とテラス。テラスのよしずなどは、全て地域の方の協力でつくってもらったそうです。


大谷田幼保園は、中川東小学校と隣接している環境的にも恵まれたところでした。小学校の策を取っ払い、自由に通行できるように。そしてすぐ前の空き教室を利用して子育てサロン、一時保育など子育て支援事業が行われています。利用者が大変多く、当日も「お休み」なのを知らずにたずねた若い親子連れが。


こちらも保育園児が中川小学校へ出入りできるようにした通路。子どもたちが「冒険の道」と名づけたそうです。

他にも沢山実態ややり方を聞かせていただきました。

行ってみて感じたのは、大切なのは、環境と人員・マンパワーだということ。
環境が整い、豊かな保育集団の存在が大きいということを一番感じてきました。



つづいて同じ地域の保育ママさんの保育室を突然訪問してきました。
突然にもかかわらず、快く受け入れてくれました。
保育室で、一人の保育ママさんが3人まで0歳児を保育する、これは大変なことですよね。
そんな中でも精一杯がんばっている様子も伺えました。


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