かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

今週も都庁へー東京都の新年度予算について

2011年01月29日 | Weblog
今週も都庁に行ってきました。
今度は東京都の新年度予算の内容を聞きに行きました。
毎日乾燥した晴天が続きますが、この日(24日)は、曇り空。その中にそびえ立つ本庁舎に迎えられました。

行ったのは24日。でも何故今日UPしたかというと、足立区の新年度予算と密接な関わりがあるので、新年度予算案発表後にUPしようと思っていたのです。

その中で感じたことをいくつか。

都民に顔を向けていない予算
東京都の予算は、ノルウェーの国家予算に匹敵。ためこんだ基金は2兆9529億円!足立とは規模が違います。しかも、東京都でさえこのうち9600億円はすぐに活用できると認めているのに、都民の切実な要望には背を向けているんです。
一方で、都民が望んでいない、築地市場の移転には2年間で573億円、環状道路、八ツ場ダムなど大型開発には2000億円。国も必要性を認めていない(国庫補助がおりない)単独建設事業に5000億円です。
 何だか書いていて怒りがわいてきました。

高齢者に冷たい
 高齢者一人当たりの老人福祉予算は、石原都知事就任前(99年)は13万5000円で、47都道府県で第一位でした。切り崩されたとはいえ革新都政時代の「福祉の心」が生きていました。しかし。2008年度は、一人当たり8万1700円で、27位にまで転落しました。その差額総額は1700億円。このうち900億円あれば、75才以上の医療費無料化ができます。この間ご相談に乗った方々、一人一人のせっぱ詰まった訴えが、姿が浮かんでしまいます。高齢者に冷たい東京都、そして足立区のもとで、苦しめられているのです。

認可保育園の定員増は東京全体の流れ
認可保育園の定数は全都で6435人増えます。つまり、認可保育園を増設する流れは、東京全体の流れです。
一方、足立区では、認可保育園の定数を減らしています。その異常さが際だちます。
働いてがんばる家庭に、なぜ冷たいのでしょうか!

太陽光発電補助の削減
足立区が太陽光発電の補助予算を減らし、全体として別の方向にシフトすると聞いていました。何故なのかが、よくわかりました。東京都が予算を削り、太陽熱利用にシフトしたからです。でも、足立では太陽熱利用施策の拡充はありません。


やっぱり都政を変えたい!都民の心が通じる都知事に!の想いを強くし、帰りには、都立園芸高校生の植えた花壇に癒されながら、足立区役所へと戻りました。