かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

都市型水害をなくしたい。西新井ギャラクシティ前を改善。

2010年09月24日 | 防災・安全
「水が大雨でもはけるようになりました(商店主)」

昨日はお彼岸でしたね。
みなさんお墓参りなどいったのではないでしょうか。

それにしても「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいったもの。

記録的な猛暑が続いていたものが、気温が一気に下がりましたね。
それと同時に台風シーズンの到来です。

都市型水害のニュースが盛んに報道されていますが、栗原1丁目の商店街周辺は、集中豪雨のたびに浸水していました。
下水道の概成100%完備(平成6年)以降も、平成13年10月の集中豪雨、16年10月(台風22号)、昨年8月(台風9号)などと、何回も冠水しています。こんなに多いのは区内でも千住、毛長川のごく一部と、栗原1丁目地域だけです。

 地域からも「環七とギャラクシティ側から水が流れ込んでくる」「改善してほしい」とのご意見を頂き、さっそく今年3月の予算委員会で質問。区長からも「対応する」との答弁を得ました。
その時の質疑要旨です


ぬかが質問= 下水道の完備で区内全域の水害は減少しているが、一時間50㍉を超える雨量に、現在の下水道が対応できない都市型水害が多発している。栗原1丁目の商店街は、ギャラクシティや環七側から水が流れ込んで水害が多発。「雨がふるたびに不安になる状況」の改善を

区長答弁= おっしゃるとおり。ギャラクシティの影響でという意見が出ている以上、何らかの対応をとらせていただきたい。


 その後、下の写真のように改善の工事が行われました。


環七から商店街側に雨水が流れ込まないよう、道路を横断する形で枡を設けました

 
ギャラクシティ側からの雨水の対策として、親水設備(現在は未使用)の地下を活用して、100トンの雨水を一時貯留出来るようにしました。


商店街側から至近距離に積み上げられた「土嚢置き場」。自由に使うことができます。大変重いため、高齢者では自力で運ぶことは困難です。他区のように職員が届けるなどの改善も求めています。

アンダーパスの対策も急務
 また、栗原2~4丁目の栗原立体交差(アンダーパス)、栗原3丁目の通称かんかん踏切については、大雨時に冠水して車も水没してしまうため、東京都下水道局が調査と対応策を検討しているところです。東京都が急いで対応することが求められています。
ひきつづきがんばります
 住民の方からも「今年の雨の時は水がきれいにはけるようになりました」「ありがとうございました」との言葉をかけていただきました。一方「今年はまだ一時間50㍉を超えるような集中豪雨ではないから、まだ安心とはいえないとの声もあります。
 「雨がふる度に心配になる」状況を改善するため、さらに力をつくします。