7月4日夜が明けると、上空を低空で飛ぶ飛行機が、芦北上空を旋回していました。
一緒に避難していたフジ写真館の蓑田憲明君が、「自衛隊の偵察機ですよ。」と教えてくれました。
彼は海上自衛隊に入隊していた経験があり、沖縄に駐屯していました。
屋上へ上って空を見上げると、青空が少しだけ覗き、さっきまでの豪雨が嘘のように感じられました。
冠水してしまった大好きな佐敷の通りに、現実を感じさせてられ、夢ではない事をしみじみと確認しました。
そんな佐敷向町通りを歩く人を発見。
膝下まで水に浸かりながらも、ゆっくりと確かな足取りで進んで来られました。
近くまで来られ挨拶をすると、役場の方で今から役場へ出庁されるとの事。
7月4日は土曜日だったので、本当はお休みだっただろうなぁと思いつつ、労って見送りしました。