野坂屋旅館

自然の豊かな小さな町で、不知火海で獲れた天然の美味しいお魚をメインに、四季折々のお料理をお客様にお出しします。

薩摩街道を歩く津奈木太郎編3佐敷宿

2011-04-18 12:24:19 | Weblog
豊臣秀吉が島津征伐の時に佐敷宿の行き(天昌15年4月23日)帰り(同年5月28日)に滞在された所に票木だけ立っています。
この票木からピンクの壁の方が、お泊りになられた建物があった方の敷地ですが、今は何も残っていません。

家主は高橋安兵衛という名主さんで、この時に相良頼房公と会談をしています。

ここに泊られた証拠が2点あって、まずは家紋入りの帷子(かたびら)で、全国に3着くらいしか残っていないそうです。
もう一つは、北の政所(ねねさん)に宛てた手紙です。
「大阪を離れて随分経って、自分の白髪がずいぶん増えてねねに会うのが恥ずかしい。」
「武勲をあげたものに褒美でやる土地がなくなって、朝鮮の方へ進出する事を考えている。」という事などを書かれた手紙が、
京都の妙満寺に保管されているそうです。(役場学芸員深川氏より)



薩摩街道佐敷宿交流館桝屋です。
何度も出ていますが、灯りアートや、写真展など色んなイベントを企画されています。

あと写っている木は、「ヒトツバタゴ」日本での呼び名は「なんじゃもんじゃ」ギリシャでは「雪の花」
と呼ばれている木です。

これも私のブログには何度も登場していますが、野坂屋のお隣に咲いていた木を移植してあります。



今日の料理は豚の角煮で、蒸しパンにはさんで食べていただくようにして、お出ししました。
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