能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
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冬型の気圧配置

2009年12月18日 | 能登 旅の目
数日前から北陸は大雪です。
「日本列島は冬型の気圧配置となり寒気が流れ込みやすい状態で、日本海側の地方は雪が降るでしょう」
と天気予報でいっている時の典型的な状況を現地からリポートします(笑)。

①雪が止んで雲が割れ気持ちのいい青空と太陽が輝く。

②いつのまにか北西の方角から真っ黒な雲が近づいてくる。

③暗くなり雪がちらつき始め、風が出てくる。

④雪がほん降りとなって時によこなぐりの吹雪になる。永遠に続くように思える。

⑤しかし急に雪が弱くなってあたりが明るくなる。

⑥「①」に戻る。これを2時間くらいの間隔で繰り返す。

週間天気を見るとこのさき7日間全部が雪マークになっていて憂うつな感じがしますが
実際にはこのように晴れ間もあり雪も降るメリハリの利いた天気になります。

その秘密は冬の日本海に伸びる「筋状の雲」。
筋状の雲は晴れの領域と雨の領域がはっきりわかれているから空から筋に見えるのです。
筋状の雲が通過するとこのようなめまぐるしい天気の変遷となります。