能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
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鉢伏山 冬空

2009年12月09日 | 鉢伏山
12月の太陽は最も弱々しくてやわらかな光です。

ブナ林から青い空がよくみえるようになりました。

広葉樹は夏に作った栄養を根に蓄えました。冬には99%の組織が活動を停止します。
春が来るまで眠りにつくのです。

大きなブナも眠りにつきました。

静かで色彩が失われてしまった森でサルトリイバラの赤い実が目に飛び込みました。
食べ物が少ない今の季節で目立てば高確率で鳥や動物が食べに来ます。
消化されない種は排泄され、そこで分布を広げることができるのです。

あれ?これは初夏の花、ツツジ(ユキグニミツバツツジ)です。

冬のツツジとは珍しい。狂い咲きというやつでしょうか。
これまでのところはどうやら暖冬傾向です。