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SWスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」第3話・第4話

2022-06-09 | TV/その他

引き続き、SWスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」の感想です。

↓↓↓前回の感想↓↓↓

 

ついにD+加入!SWスピンオフドラマ「オビ=ワン・ケノービ」第1話・第2話 - だから、ここに来た!

長年アマプラとNetflixユーザーの為、これ以上サブスクに入るのは控えていましたが、ついにディズニープラス(以下D+)に加入しました。お目当ては2022年5月27日に配信が始ま...

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第3話

アナキンが生きていることをリーヴァから知らされ、
動揺するオビ=ワンは、レイアとともに鉱山の星マプーゾに降り立つ。
2人はダイユーの詐欺師ハジャに指示された目的地に到着するが、そこには誰もいなかった。
騙されたと憤るオビ=ワンの一方で、レイアはトールの農民親子のふりをしてヒッチハイクに成功する。
なんとか身元を誤魔化しながら相乗りしてきた2人を待ち受けていたのは、帝国の検問だった。
検問の兵士を倒しレイアを連れて逃げようとするも、
さらに増員したトルーパーを乗せた車両と出くわしてしまうオビ=ワン。
万事休す…というところで、帝国軍人になりすました女性ターラに助けられる。
彼女こそ待ち合わせの座標に迎えに来た仲間だった。
ターラの案内で隠れ家「パス」にたどり着き、オビ=ワンとレイアはさらに飛行場へと逃げる準備をするが、
彼らの元にダース・ベイダーの影が迫りつつあった。
ターラとレイアを先に行かせたオビ=ワンは、ついにダース・ベイターと直面する。

D+加入前に賛否両論の感想を読んで気になっていた第3話。
個人的にはそこまで酷いエピソードではなかったと思います。
確かにベイダーとの対決場所が、ただの採石場でしかなくて、
子供の頃の戦隊モノの撮影現場みたいでしたが、
これまでの流れから、アナキンが生きていたことに対する
オビ=ワンの衝撃がとてつもなく大きかったであろうことは想像に難くないので、
まともに立ち向かっていくほどの心の準備は出来ていなかったと察します。

考えてもみてください、自分の責任で育てた弟子が自分の組織を壊滅させ、
自責の念を抱えながらタイムカードを押す隠遁生活を送っていたのに、
その死んだと思った弟子が今でも敵方で現役バリバリ、ブイブイ言わせると知ったらショックすぎますよ。

まだ第3話の中盤なので、(感を取り戻したオビ=ワンの)本格的な対決が最後に用意されていると信じたいです。

オビ=ワンが交渉人としてのスキルをすっかり忘れてしまった一方で、
ヒッチハイクの件でのレイアの自然な交渉と演技は見ていて気持ち良いですね。
そして偽名を使っているにもかかわらず、
オビ=ワンがストームトルーパーの前でつい「失礼だぞレイア」と口にした時は
「ちょっ、親父!! 何やらかしてんの!!」と身を乗り出しちゃいましたが(笑)
その後のレイアに母親(つまりパドメ)の面影を見出すという発言や、
レイアの「あなたが私の本当の父親?」「そうだと言いたいが…」の会話に続くので、
意味のある言い間違いではあったかも。
しかしオビ=ワンの弟の存在が言及された時に一番びっくりしちゃいました!
「弟いたんだ!?」
まあでも、キャラの(隠された)兄弟設定にはもう食傷気味ではありますが…。

そしてインディラ・ヴァルマ演じるターラがやっと登場。
スチールが出た当時は帝国軍側のキャラと思われていたみたいですが、
レジスタンス側の助っ人だったんですね。
意志が強い魅力的なキャラで今のところ好きですが、
元々はオビ=ワンとの「恋愛要素あり」設定だったらしい。
女性の恋愛はありきたりだから却下!になったのは賛成。
でも、ターラみたいな人ならオビ=ワンと親密になってもいいかなーとは思う。

 

【ネタバレ】「オビ=ワン」第3話の女性、当初は「恋愛要素」あったが変更 ─ 「もっと主体性ある女性に」 | THE RIVER

でもやっぱり「恋してる」?

THE RIVER

 
 

Indira Varma reveals Tala was originally a love interest for Obi-Wan Kenobi

Indira Varma reveals her Imperial double agent Tala was originally conceived as a possible love interest on 'Obi-Wan Kenobi' and had different backstor...

EW.com

 

隠れ家で言及されたクインラン・ヴォスは「クローン・ウォーズ」などに登場するジェダイなんですね。
恥ずかしながら「クローン・ウォーズ」は未見なので、追ってチェックします。


↑銀座のスター・ウォーズPOP UP STORE 東急プラザ3階の特設展示で撮影した油彩アート

 

第4話

マプーゾで火傷を負ったオビ=ワンは、ジャビームで手当てを受ける。
ターラの仲間の協力で、尋問官の要塞があるムスタファ星系の水の惑星ナーに
ダース・ベイダーの船があることを知ったオビ=ワンは
再び帝国軍人になりすましたターラとともにレイアの救出に向かう。
一方、リーヴァに攫われたレイアは解放勢力の拠点の場所を尋問されていた。

バクタ・タンク、ドラゴンボールのメディカルマシーンをいつも思い出す…。

物語の展開ののんびり度は変わりませんが、ジェダイとしてのオビワンの調子はだんだん戻ってきました!
暗闇の中、青いライトセーバーでそつなくトルーパーを倒す様子は、
第3話でレイアに「フォースは何か」と聞かれたオビワンが答えた「暗闇の中の光」そのもの。
雑魚を倒してライトセーバーをくるりと回す仕草に
「おー、オビワン戻ってきた戻ってきた!」とワクワクさせられました!
終盤に向けて、徐々に昔の力を思い出しそうな感じです。

今日、ツイッターで「レイアが息子にベンと名付けたのも納得」
という英語の感想を見かけたんですけど、本当にねえ!
老ぼれたおじさんのようで、必ず助けに来てくれる頼り甲斐のある騎士(というか浪人?)なんて、
忘れられない存在になりますよね。
レイアも本当の父親ではないと分かってはいながらも、
こんな人だったらいいな、とは思ってるんじゃないでしょうか。
(そう考えると、父と娘としてアナキンと出会えなかったのはちょっと寂しいですね。)
視聴者の中には、レイアのお守り状態になっているのが嫌な方もいるみたいですが、
私はEp.4で「あなただけが頼りです」とメッセージを送る関係性につながるようで嬉しいです。

それにしてもモーゼス・イングラム扮するリーヴァが
イキってるわりに尋問が下手くそで見ていてしんどい…。
一人で飴と鞭使い分けてもしょうがないじゃろ…。レイア相手じゃうまくいきっこないよ。
これまでのエピソードでも自信満々なくせに同僚に引き止められると素直に引いて
強引に行かないばっかりにオビ=ワンたちを取り逃がしてばかりだし、
メインの敵キャラとしてあんまり上手い描かれ方がされてないですよね。
ターラの勇敢&冷静さと悪い対比になっちゃってる。
まあカイロ・レンも同じような激情するところあったし、それ故にシスロードなのでしょうが。
それにローラに追跡装置仕込みやがってー!このー!(帝国軍的にはGJだけども)

ところで、レイアの尋問されてる姿を見て、
子供の頃からこんなことしょっちゅうやらされてたら、
Ep.4でベイダーに脅されても堂々としていられるよなー、と思いながら見てました。

どんな内部かわからなかった水の惑星ナーの要塞が、
実はジェダイの墓場だったってのは、なかなか衝撃の設定。
はじめに出てきたテラ・シヌーベはクローン大戦で活躍したジェダイ・マスター。
やっぱりクローン・ウォーズ見てないと面白さ味わい尽くせないなー。

 

Obi-Wan Kenobi reveals fate of beloved Star Wars character

"It's a tomb..."

Digital Spy

 

水の惑星ナーはゲーム「ジェダイ:フォールン・オーダー」に登場するらしい。
そっちのゲームも気になってくる。


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