■2025年3月3日(月)続き■
アフタヌーンティーを楽しんで、友達を見送った後は、
一旦ホテルに戻って休息を取った後、
今回の旅のきっかけだった舞台"Inside No.9 STAGE/FRIGHT"を見に行きました。
↓詳しい内容はすでに記事にしてあります。
舞台の興奮が冷めやらぬ中、再度ウォータールー経由でホテルへ。
2泊したお気に入りのホテルともこの日でお別れ。
ビッグベンの眺めともお別れなので、最後に夜景を眺めておきました。
■2025年3月4日(火)■
身支度をしてフロントで2泊分の宿泊費を精算。
ところがそこでアフタヌーンティーで割引フォームの提示を忘れていたことに気づきました。
フロントスタッフに相談すると、あちこちに電話をかけたり、
レストランスタッフにも掛け合ってくれて、
かなり時間が掛かりましたが、予定通り割引対応してくれました。
待っている間にフロントに置いてあったウォーターサーバーの水を飲んでいたら、
紙パックの客室用の水を持ってきてくれたり、
「長くなりそうなら大丈夫ですよ、私がいけないので…」と声をかけたら、
「いえいえ、割引は大きいですから!」とその後もあちこち交渉してくれて、
ますますこのホテルが大好きになりました。
また泊まりに来れたらいいな…
そして今度はレスタースクエアのホテルへ移動。
渋谷のセンター街ど真ん中のような場所に泊まるのも初めて。
ここも以前から建物自体は知っていたので、胸が高鳴ります。
こちらのホテルはクラブのような大音量の音楽が流れる現代的なブランドで有名なのですが、
ロンドンはデザインはモダンではあるものの、
音楽自体は想像していたほど賑やかな雰囲気ではありませんでした。
ロビーもエレベーターホールもミラーボールだらけでかなり煌びやか。
でもフロント係の女性はフレンドリーで、今晩は舞台「から騒ぎ」を見にいく予定だと話したら、
「ああ!トムヒのでしょう?知り合いが見に行ってよかったって言ってましたよ!」と教えてくれました。
到着したのは結局13時頃でしたが、ツインの部屋で良ければすぐに部屋に入れるというので、
アーリーチェックインさせてもらいました。
客室の中もミラーボール付き。眺めは中華街ビュー。
照明も温度調節もテレビも室内スピーカーも全部タブレット操作なのは初めて!
せっかくアーリーチェックインも出来て客室は快適だし、疲れも溜まっていたので、
ソワレの舞台でも見に行こうかと思っていましたが、しばらく部屋の中でのんびりしていました。
動き出したのは夕方から。翌日のレイトチェックアウトもお願いしておいて、
気の向くままに、レスタースクエア周辺を歩き回ることにしました。
EMPIREでは映画”Marching Powder”のプレミアの当日だったようですが、
野次馬は完全にシャットアウトされていたので、冷やかすのは断念。
そしてレスタースクエアを横切って、改装後にまだ行っていなかった
ナショナル・ポートレート・ギャラリーに行ってみました。
以前はセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会側の小さい入り口から入っていましたが、
今はギャリック劇場近くが正面玄関になっています。
入り口を入ると大きな木の装飾が目に入り、左手奥にはショップが出来ていました。
奥に進むと、以前と変わらないチケット売り場があります。
ここからエスカレーターで上階へ。このあたりもあまり変わっていません。
ナショナル・ポートレート・ギャラリーは今までも何度も来ているので、
施設自体の変化を楽しむために中を歩いていましたが、作品自体はつい毎回同じものを写しがち。
例えばヘンリー8世とその妻たちとか。
チャールズ一世とその家族とか。
アン女王とサラ・ジェニングス、そしてその夫のジョン・チャーチルとか。
ヴィクトリア&アルバートとか。
ジョージ6世と、その娘であるエリザベス2世とか。
今までも何回も見ているはずですが、ついまた会いに来てしまいます。
王室以外だと、(私の好きな俳優が好きな)画家である
オーブリー・ビアズリーやジョン・ミントンも。
この他にも必ず知っている人たちに出会える場所。
真剣に見ようとしたらとても時間が足りないですね。
新しく印象に残った中では、画家ローラ・ナイトの鮮やかな自画像。
それにコメディ・ジーニアスの写真が集まった一角。
モーカム&ワイズにヴィクトリア・ウッド、ダグラス・アダムス、
フレンチ&サンダースに「ビヨンド・ザ・フリンジ」の面々、ミーヤ・サヤールとその父。
まるでコメディの祭壇みたいなコーナーです。
そして近年見た演劇関連では、「ナイ 〜国民保健サービスの父〜」のモデル、ナイ・ベヴァンの首像、
ジョン・ギールグッドの大叔母である大女優エレン・テリーのデスマスク(!)。
あと、最近マクベス夫人を演じていたクシュ・ジャンボの珍しい刺繍のポートレート。
困難を乗り越えて成功した女性をテーマにしたゾーイ・バックマンによるシリーズ作品の一つ。
ジュディ・デンチや昨年(2024年)に亡くなったマギー・スミス、
劇作家のデヴィッド・ヘアーの大きな肖像画もありました。
ここまで早足で見て回って1時間ほど。
外に出ると玄関の正面に博物館のカフェが出来ていました。
10年ほど前はここにロンドンパスの受付カウンターが入ってたんですよねー。懐かしい。
レスタースクエアに戻るとシェイクスピア像がお出迎え。
ナショナル・ポートレート・ギャラリーにも鏡像があったので、並べておきましょう。
その後はすぐそばのLEGOショップへ。
ここは留学中に店員さんがものすごく親切に接してくれたので思い出深い場所。
平日ですがかなり混雑していて、見て回るのも一苦労。
以前来た時よりも、ハリーポッターの展示の種類がかなり増えていました。
あまり長居は出来なかったので早々にLEGOショップを後にして、
お腹も空いてきたので、留学中によく通っていた中華街の食堂へ。
日が暮れてコベントリーストリートはラマダーンを祝うライトアップが点灯し始めました。
中華街にあるワンケイは、優しい接客こそ期待は出来ませんが、
メニューの種類が多くリーズナブルで、注文すればすぐ食事が出てくる、
困った時に頼れる食堂です。何度お世話になったかわかりません。
1階はシンプルなテーブル席ですが、
2階はグループで使えるような中華料理でお馴染みの円卓席もあります。
ご飯より汁物が食べたくて注文したのは焼き鴨そば。
注文して文字通り、1分も経たずに出てきました。お茶も付いてきます。
これも昔よく食べていたはずですが、注文して思い出しました、
鴨肉は骨付きだから貪りついて食べないといけないのです。
なんとか鴨肉に食らいつきながら、久しぶりの食堂の雰囲気を懐かしみました。
(同席してたおじさんも同じメニューを頼んでた。)
腹ごしらえの後は、初めていく劇場に観劇へと向かいます!
続く…
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