だから、ここに来た!

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テート・モダンとミレニアム・ブリッジ

2012-05-15 | 2012年、英国の旅 ~春編
滞在五日目は、Southwark駅から。
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ブラックフィヤーズ・ロードを北に向かって、目指すはテートモダン。
ロンドンで初めての美術館体験です。



道の途中、サザーク周辺に限りませんが、バンクシーっぽいスプレーで書かれたグラフィティが
さりげなく壁に描かれていたりします。



これがテートモダンの外観。元は1981年に閉鎖されたバンクサイド発電所の建物で、
設計はジャイルズ・ギルバート・スコット卿によるもの。
2000年、この場所に美術館として開館。(割と最近の話なんですね!)
テムズ川を挟んで向こう側に聖ポール大聖堂が見えます。



元発電所だけあって、入るといきなり吹き抜けのだだっ広い空間が広がっています。
入場料はナシ! 写真撮影もOK!!(特別展はダメだろうけど。)
ですが、寄付用のボックスは設置されているので、
これで入場無料は申し訳ない!という方はそちらに。

テートモダン、というくらいですから、
不思議な現代美術のオブジェもあれば…






ダリやピカソの名画もあります。



(特に絵画は、写真を撮っても生の質感が伝わらなくて意味がない気もしますね…)
この時は草間弥生の特別展が催されていました。(2012年6月5日までやっているようです。)
こちらは10ポンドの入場料が必要。



子供向けの遊び場もありました。賑わってます。



特別展は入りませんでしたが、
英国人現代美術家Damien Hirstの作品「For the Love of God(神の愛のために)」が別に展示してあったので見てみました。
18世紀の欧州人男性の当骸骨に8601個のダイヤモンドをちりばめた作品で、
制作費が1400万ポンド、投資家が購入した額は5000万ポンドだったそうで。
キラッキラの眩しい当骸骨…。



中に入る際は、手荷物チェックがあり、隠し撮りも厳重に取り締まってました。
(Damien Hirst展は9月9日までで入場料は14ポンド。)
見終えたらショップへ。何も買わなかったけれど。




正面から見たテートモダンの煙突部分。
真下からだと全体像が撮れない…
(遠くから見た外観は旅の後半までお待ちを。)

この後は、散歩がてらテートモダンのすぐ目の前にあるミレニアム・ブリッジを渡ります。
前回紹介した"ガーキン"の設計者フォスター卿がデザインした橋。ちゃんと安定してましたw
橋のふもとではキャラメルナッツや鳥の鳴き声のような音が出る笛を売ってたなー。



渡り終えると、正面に聖ポール大聖堂が見えてきます。
「メリー・ポピンズ」の「2ペンスを鳩に(Feed the Birds Tuppence a Bag)」を口ずさみながら、
セント・ポールズ・チャーチ・ヤードを西に歩いて行きます。
鳩の餌売ってるおばあちゃんはいなかったなー。
(右は正面入口から見た外観。)



店じまいしちゃってたけど、聖ポール大聖堂の近くにかわいいお菓子屋さん発見。



交差するファーリンドン・ストリートで曲がり、テムズ川の方に戻ると、Blackfriars駅に出ます。
改装したての、奇麗なガラス張りの外観。



川に出たら、ビクトリア・エンバンクメントを散歩。
そういえば、Mark GatissがIan Halardと結婚式したのってミドル・テンプルじゃなかったっけ?
と思って外から撮ってみたり。



その後、ストランドに出て、Charing Cross駅から帰路に着きました。
Charing Cross駅脇からヴィラーズ・ストリートを見ると、奥にEmbankment駅が見える!
なんだ、こんなに近かったのかー。



宿泊先の最寄り駅に戻ると安心するー。
地下鉄なのに地上にある駅が好きです。
コメント
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