あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

子どものころの夢など

2017年10月06日 | 日記

 

今朝、何の話からか忘れたが、夫が「子どもの頃、魚も肉も

滅多に食べられなかった。じいさん(祖父)の妹が津久見で魚屋をしていて

盆正月に魚を持って来てくれた。それがとても嬉しかった。

大人になったら魚屋になるのもいいなと子ども心に思っていた」と言った。

そこで私が「私は大人になったらお菓子屋さんにお嫁に行きたいと思ってた。

そしたらお菓子がいつも食べられると、よく空想してた」と反応。

すると娘が「商売物をそんなに食べられるはずがない」と私に水差し。

たわいない我が家の今朝の会話。

 

午前中、用事で大分市へ。午後、美容院でヘアカラー。

この美容院のシャンプー担当の女の子に感動。

それはそれは丁寧。手を抜かずきちんと心を込めてしているのが

よくわかる。その子の心の清らかさが伝わってくる気がした。

そして、自分の心の汚れや雑さが浮き上がって来るのを感じた。

しかし、自分を悔い改めようという気は起きなかった。

この性格はもうお手上げ。どうしょうもない。手遅れ。

開き直るしかない自分。

このシャンプー担当の子とは月とすっぽん。

この女の子(20歳前後かな?)将来、きっと立派な美容師になるだろう。

 

夕方、熊本に住んでいる同級生からショートメールがきた。

昨年ご主人を亡くしたばかりの彼女。

先月、恩師の家のカボス捥ぎで会った時

「しばらく何もする気になれなかったけど、やっと絵を描いてみようと

いう気分になって、描き上げて、昨日、展覧会に応募したのよ」と

話していた。

その作品が熊本のその展覧会で受賞したとの事!すごい!

こちらも嬉しくなって、すぐ電話した。

「今、仏壇にお参りして主人に報告してたのよ。表彰式に着て行く服を

留袖を解いて自分でこれから縫おうと思ってる」と、弾んだ声。

カボス捥ぎの時も自分で仕立てたカッターシャツや割烹着を着ていた。

独学で裁縫を覚えたとの事。器用さに感心する。

彼女のいとこも同級生。

いとこの方は芸術的才能があると周囲の認めるところだったが

彼女の才能はこの年になって初めて知った。

やはり血は争えない。ふたりとも芸術の才能があったのだ。

タカヲちゃん、おめでとう!!!!!良かったね。