あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

過去の日記より

2016年02月18日 | 日記

 

(2004年2月27日の日記)

義母を排尿させるのに苦労する。

トイレに連れて行くために立たせようとすると「行かない」と

言って、必死に抵抗する。幾らご機嫌をとってもダメだ。

昨夜も、寝る前、何とか行かせようと一生懸命抱きかかえたが

ひとりでは立たせることができなかった。

夫の力でやっと立たせてトイレに連れて行ったが、

それからがまた大変。

下着を下ろそうとすると抵抗して私を叩く。

「痛いよー。痛いよー」と叫ぶ。

まるで私がトイレで義母を虐待しているかのようだ。

トイレに座らせ戸を閉めて外で耳を澄ます。

音で排尿を確認するためだ。

しかし、何度座らせても、すぐにズボンをあげて排泄せず出ようとする。

ゆうべはとうとう根負けしてそのままオムツをして寝かせた。

 朝起こそうとすると「起きない」と言って抵抗する。

娘と二人がかりで抱き起す。背中が濡れている。布団も・・・

おねしょシートをしていたのだがそれを自分で剥ぎ取っていた。

トイレに連れて行こうとすると私にかみつこうとする。

私のセーターの袖をかむ。

トイレに座らせて濡れている服を脱がせる。義母抵抗。

力づくのようにして服を脱がせ、お風呂で体を洗う。

急いで拭いて服を着替えさせる。着ていた物を洗濯。

シーツ、電気毛布も洗濯。布団干し・・・。

娘がいなければきっと泣きたい気分になるだろうなと思う。

今日、軽いぎっくり腰状態。

立たせようと抱きかかえた時腰に負担がかかったのだと思う。

 さてまた今からトイレタイム。

ずっと誘っているが拒否し続けている。

どの手で連れて行こうか・・・。

 

たった一人を自宅で介護するのも大変だった。

相手はこちらの思うように動いてはくれない。

介護現場はさぞ大変だろうなと思う。

夜勤など少ない人数で何人もの人を

介護するのは

ストレスが溜まることが多いだろうと思う。

介護施設での殺人事件。あってはならないこと。

一人を罰するにとどまらず、もっと根本から見直してほしい。