あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

イタリア(2007年)

2014年07月05日 | 旅行

友達のイタリア旅行に触発されて、以前イタリアに行った時の事を懐かしく思い、日記などを開いてみたりした。

行ったのは2007年。今から7年前になる。

 

当時の日記。

(6月10日)

4時起床。7時発の飛行機でパリからイタリアのローマに向かう。その間、約2時間。

飛行機からアルプスの山々がはっきり見えた。その美しい景色に感動した。

しかし、この後、ローマのレオナルド・ダヴィンチ空港で同じツワー仲間のスーツケースが届かないというアクシデントがあった。(翌日、荷物が発見された。パリの空港で職員が積み忘れたらしい?)

◎サン・ピエトロ寺院(ヴァチカン市国にある)

  ヴァチカン市国はローマ法王を元首とする世界最小の独立国。カトリックの総本山。ラファエロ、ミケランジェロなどの技の結集である。

◎コロッセオ

  昔ここで剣闘士と猛獣、囚人同士の死闘が繰り広げられ、皇帝から貧民まで熱狂したという。

◎トレビの泉

「もう一度またローマに来れますように」と泉を背にしてコインを投げた。「ローマの休日」の真似をして食べたジェラート、おいしかった。

◎スペイン広場

スペイン広場の前はローマのブランド街。ヴィトンやディオールなど有名店がずらりと並んでいる。

◎この夜、夕食の時、いきなりデザートのケーキにろうそくを付けてカンツォーネの歌手が「happy birthday to you」と言って私の所にやって来た。突然の出来事に私はびっくり!添乗員さんの計らいで皆で私の誕生日を祝ってくれた。感激!

(6月11日)

ボンベイ・ナポリ見学へ出発。イタリアはどこへ行っても夾竹桃の花が目についた。

◎ボンベイ・・・ヴェスヴィオ火山の噴火で埋もれてしまった街。

◎ナポリ・・・「ナポリを見てから死ね!」という諺のあるナポリ。海がキラキラ輝いて美しかった。卵城はナポリのサンタルチア港の小島に突出して作られた要塞。要塞を築く時基礎の中に卵を埋め込んだという。

(6月12日)

オプショナルツワーでフィレンツェへ。とても美しい街だった。ウフィッツィ美術館は多くはメディチ家のコレクション。中は撮影禁止だったがボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」やミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロなどの作品を直に触れることができた。レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロが壁画で対決したことがあるという。そういう話を興味深く聞いた。ドゥオモ(大聖堂)は、白・緑・ピンク、三色の大理石で作られたとても美しい教会だった。

帰りにミケランジェロ広場からフィレンツェを振り返る。橙色の屋根と象牙色の壁。しっとりと落ち着きのあるとても美しい街。

ミケランジェロ広場には「ダヴィデ像」が立っていた。

今日で夢のような観光生活はもう終わり。もうすぐまた現実の生活が・・・。ちょっぴりセンチな気分で夕日を眺めた。

13時半発の飛行機の中から「さようならイタリア」と遠くなって行く景色を眺めた。

飛行機はまたイギリスに・・・。

 

イタリア旅行に行った友達のお蔭で忘れかけていたイタリア旅行の思い出を呼び起こすことができた。トレビの泉に「もう一度またローマに来れますように」とコインを投げたあの日、その願いは叶いそうな気がしていたのだが・・・。歳と共にローマは遠くなって行く。


おみやげ

2014年07月05日 | 日記

近所に住む方がイタリア旅行のおみやげを持って来てくれた。

絵のとても上手な方。

海外旅行に行くと旅行先からいつもハガキを出して下さる。

今回はそのハガキを直接持って来て下さった。

ハガキを書いたけどハプニングがあって出せなかったとのこと。

そのハガキには『6月23日より長靴のようなイタリアをミラノ・ベネチア・フィレンツェ・マテーラ・アルベロベッロ・ナポリ・カプリ島・ピサの斜塔・ローマと旅しています。今日は「カンツオーネの夕べ」で高らかな声をワインと一緒に聞いてきました。帰ったら秋に向けてまた絵を描きたいと思っています。』と書かれていた。

私より少し年上の方だが、海外旅行を良くされる。

絵も目を見張るほど上達された。

そのエネルギッシュさに感服する。

私が毎日淀んだような生活をしている中、この方は好奇心を持って前向きに生き、さらなる成長を重ねているように見える。

私にそれだけのエネルギーがまだ残っているだろうか。

今の私にはイタリアはとても遠くに感じられる。

 

Mさん、いつもおみやげ、ありがとうございます。

そして、いつも良い刺激をありがとうございます。

 

(↓絵葉書の写真)