あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

写真

2013年07月11日 | 日記





写真館で撮った『65歳の記念写真』が出来上がった。
プロの手にかかると、もしや『女優のようにきれいに』撮れるかもしれないと、とんでもない妄想をしたりしたが、やはり『それなりに』の仕上がりだった。

写真を受け取りに行く車の中で「私、5年おきに写真館で写真を撮ることにする。今度は70歳になったら撮るからね」と夫に宣言。
すると夫が「そんなに写真を撮ってどうするのか?」と言う。
私、思わず、絶句。即座に返す言葉が見つからない。
何の根拠も考えもない。ただ撮ろうと決めただけ。説得力のある事をなーんも言えね。

夜、息子に「ちょっとこの写真を見て」と言う。見ようとしない。
「お見合い写真よ」と言うと「そんなの見らん」とそっけない。
「すごい美人だから見てよ。なかなかこんな人いないよ」と言うと、息子、その気になる。
まず表紙から・・・。
息子、完全にお見合い写真だと思い込んでいる様子。
おもむろにじゃじゃじゃーんと開く。
息子、あきれる。
「私が死んだら、この写真を使ってね」と言うと
「こんな写真、その時は若すぎて誰だかわからなくなるので使えない」と言って、即、去る。

ああ、私が節目節目に写真を撮ろうと思ったわけは何?
その時、その時の姿を自分の為に残したいため?

まあ、いいや。70歳になった時は、もうすっかり忘れている可能性大かもしれないし・・・。
今回は『良し!』後悔は『無し!』