最近、ほとんど毎日出かけている。
昨日は友達に誘われてホテル日航大分オアシスタワー5階の
孔雀の間で開催されたシャンソンコンサートへ行った。
おめかしして来ている人が多く、出演者と見間違うほど。
ランチの後、コンサート(発表会)。
皆さん、美容院に行って思いっきりおめかしして登場。
堂々とシャンソンを歌い上げる姿に感銘を受けた。
中でも84歳という方の情熱的で美しい歌声にとても心揺さぶられた。
高齢になっても前向きに信念を持って自分の道を歩いているということが
伝わってきてすごいなと思った。
この方は「見知らぬ街」と「アリベデルチ・ローマ」の2曲歌われた。
年齢を重ねた重みと哀愁が歌に籠っていて感動した。
とくに「アリベデルチ・ローマ」。私もかつて夫とローマを旅行し
トレビの泉に「またローマに来ることが出来ますように」と
願掛のコインを投げ入れたことなどしみじみ思い出された。
その願いは果たさぬまま。もう行くことは無いだろう。・・・・・・・
「アリベデルチ・ローマ」は黄色のウエディングドレスのような衣装で
歌われた。その姿も素敵だった。
こういう人にあこがれる。あのくらい吹っ切れた人になりたいと思う。
他の方々も皆さん個性があって素晴らしかった。
賛助出演の方の「ベサメムーチョ」の時は「皆さん一緒にマンボを
踊ってください」と言ったので
「踊らにゃそんそん」と阿波踊りのノリで、率先して踊った。(*^。^*)
非日常の世界を味わい幸せ気分で帰宅した。
しかし、この頃、あれこれスケジュールが多く、普段、だらけた生活を
している身は、幾分お疲れモード。
昨日は朝、8時半に3地区共用の駐車場の鍵を開けるよう頼まれていたのに
(夫が管理を引き受けているので)私はコンサートに行く事ばかりに
気が行っていて、開けるのを完全に忘れていた。
電話がかかってきて、慌てて朝寝の夫を起こし、寝間着の上にダウンジャケットを
羽織らせ、鍵を開けに行かせた。
いつも二人合わせて一人前と言ったりしているが、この頃二人合わせても
一人前にできない状態。
その騒動の後、ハッと気が付いた。娘の誕生日ということに・・・。
いつも誕生日には朝起きるとすぐ「誕生日おめでとう」というのだが
昨日は「あっ!今日は誕生日だった!」と言ったので
娘から「自分の誕生日の時は何日も前からアピールするのに
私の誕生日は忘れていたのね」と言われてしまった。
しかも夜、「何か忘れていることない?」と娘に催促され誕生プレゼントを
準備することをすっかり忘れていることに気が付く次第。
それに県美展の写真展終了日だったので本来なら県立美術館へ行って
自分の写真を持って帰らないといけない日だった。
一応、事前に、写真の先生に電話して搬出を依頼していたが
この日、搬出日であることも、すっかり忘れていた。
今までこういうことはなかったのになあ。処理能力かなり低下。
しかし、シャンソンを堂々と歌い上げた84歳のあの素敵な方。
71歳の若輩者はまだ老け込んではいられない!
今日は休養の1日。ダラダラのんびり過ごしている。