走るゼファー号(2014アメリカno34)

 

　拡がる平坦な台地には、どこまでもトウモロコシ畑が続きます。秋になれば一面黄色に染まった景色を見せてくれることでしょう。 

　２両で引っ張っているディーゼル機関車が見えるかな。と物好きに先頭まで歩いてみました。そこには荷物車がついていて、機関車は見えません。

 

　なぜここで停車したのか知りませんが、外に出てほっとひと休み。私たちの車両は最後尾、ステンレス車両がず～と連なっています。 

　すぐ隣に蒸気機関車が展示されていました。案内板には鉄道博物館との表示が。1930年に製造されたという機関車3600は、かなり有名な車体らしい。27トンの石炭と5.７万Lの水を積んで177km/hで走っていたようだ。この177kmが疑問だ。日本のD51(デコイチ）は85kmで走ったという。同じ蒸気機関車でその倍速で、ほんとに走ったのでしょうか。当時の鉄道技術ではJAPANはUSAに脱帽だったのでしょうか。　

 

　この列車の寝室には、トイレも洗面台もありません。折りたたんだままの上段ベットから枕を取り出して、ちょっと頭を高くして就寝に入ります。 照明が暗くて読書はちょっと無理なんです。