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塩の湖(2014アメリカno40)

2014-09-25 | アメリカ

 

 ソルトレイクシティ駅は通勤時間帯。アムトラック社ではないだろう列車も走っているのでした。時刻表の走りであれば、この駅を出発するのはPM11:30であったはず。さすがアメリカの列車だ。デンバーからこの地までで4時間20分の遅れ、時刻表に合わせればもう8時間20分もの遅れとなった。 

 その長時間の遅れが、私たち旅人には大きな恵みとなったのです。 本来であれば真夜中で爆睡しているであろうこの地、なんと琵琶湖の7倍の広さだというグレイト・ソルトレイク湖が眼前に拡がった景色を楽しめたのです。

 そして、どこまでも続く塩の湖。海水よりも塩分濃度が高く、医療用の塩がとれることで知られているそうだ。貨物の引き込み線もある塩の駅もあるのです。

 

 

 

 

 もう1時間余も走っているというのに、まだまだ塩の湖は続いています。ここユタ州はモルモン教徒の国。州人口の7割がモルモン教徒だといいます。酒、たばこ、カフェイン、ギャンブル、中絶などを絶対禁止とし、かっては白人至上主義をうたっていた、そんな厳格かつ特異な規律の中で生活しているという。諸々の縛りが厳しいこの地で、長野大会の後2002年に開催された冬季オリンピックは、どんな大会だったのでしょう。日本の獲得メダルは 、清水宏保(500m銀)と里谷多英(モーグル銅)のたった2個。悲しい大会だったんだ。お酒が飲めないと言われていて、力が出せなかったのだろうか。

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