雪の降りしきる中をホテル出発。バスに掲げられた北海道。今日は釧路までバスで、釧路から南千歳までJR鉄路、そしてバスで支笏湖温泉へ向かいます。
唐松の防風林に春の雪が・・・冬真っ直中の風景 バスの窓ガラス越しの撮影のためブルーに色づけされています。
10cm位の積雪だったでしょうか。視察をお願いしていた私たちのために雪かきされた通路をセンターに向かいます。
1952年(昭和27)には33羽だったという丹頂鶴。冬期の給餌などの保護活動が実り2000年には740羽、2009年の調査では1065羽が確認されたという 。
白鳥が鳴き声を発しながらやってきます。そっと飛んでこないのが うれしい。遙か彼方から「これから行くよ」と叫びながらやってきてくれる。
1年中日本に滞在していて渡りのない丹頂鶴。2月にはこのツルセンターも餌を食べにくる鶴でいっぱいだという。でも、今は彼らの産卵期、3月のうちに釧路湿原へ 帰って行ってしまったという。1羽だけ残るこの丹頂さんは人間に育てられたまだ幼鳥。ひとりでは生きていけないとして羽根をちょっと切られて飛べません。それにしても丹頂は白い!何故こんなに白いの?