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世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

気の向くままに、旅の様子を載せていきます。

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薬師寺(2020奈良no14)

2020-12-02 | 近畿

 是非是非にと思っていた初訪問となる薬師寺に向かっています。集落の屋根の向こうに五重塔らしき二つの塔見えてきました。

 南門から入ったすぐそこにこの薬師寺伽藍図。このお寺さん、もともとは藤原京にあったという。平城京への遷都の時この地に移っていらっしゃったといいます。てなことなどガイドさんの説明を受けて見学の始まりです。

 初めに書いておかなければならないことがあります。このお寺さんのホームページは素晴らしい。薄学の私にでもわかりやすい親切さ。大助かりになりながらこのブログを書きます。中門をくぐって伽藍内に入ると、すぐそこに大講堂が控えていました。長い歴史の中で多くの堂塔が火災や地震で失われてしまったといいます。この大講堂もまたしかり。嘉永5年あのペリーが浦賀にやってきたころ復興したとのことですが、小さなお堂だったらしい。この立派な講堂は2003年(平成15)創建当初の規模で再建されたそうです。

 屋根を見上げての撮影。一般的にはここに鬼瓦がのっかっている。この金色に光っている長靴をひっくり返したようなのも鬼瓦っていうのでしょうか。

  大講堂には弥勒三尊像をお祀りされていましたが写真撮影はかないません。この弥勒三尊像が奈良時代のもので重要文化財だというのです。おかしい。火事にあっても仏さんのご威光で燃えてしまわったのか。どうもわかりません。

 修学旅行生が説法を受けていた。私も名前だけは知っている31年間にわたって管主を務めた故高田好胤師。そのユニークな話術が引き継がれていて「薬師寺のお坊さんの話は覚えている」と言わしめるほど修学旅行生の頭に残るお話が聞けるらしい。が、私たちはそのお話を聞かずに背後をそっと通り過ぎるのでした。

  玄奘(げんじょう)三蔵院伽藍、この奥に玄奘塔があります。玄奘三蔵、『西遊記』の三蔵法師のモデルとなったといい、唐代の中国の僧で、インドへ修学の旅に出かけ17年に及ぶ旅を終えて帰国後・・・続けてちと難しいことが書いてありましたが、要は仏教を広めたのだと私は読むのでした。あの「般若心経」も彼の翻訳によるものだといいます。

 門から玄奘塔を写したらこんな写真に出来上がった。平成3年(1991)に建立されたそうで、玄奘三蔵の遺骨が納められているという。分骨されてこの地にやってきたのでしょうか。よくわかりません。

  どこから写しているのか分かりませんが奥に東塔が見えている。奈良交通のグリーンの旗に導かれた修学旅行生がやってきた。

 

 

 1300年の歴史の中で薬師寺で創建当初からの姿をとどめる東塔。平城京最古の建造物だといいます。2009年から史上初の解体修理が行われていて来年2021年完了予定だといいます。まだ工事中のフェンスに囲まれている。いつ覆いが取られたのかこの塔がすっぽり覆われていたのです。

 すっぽり覆われたこんな写真を見つけました。撮影者は不明です。無断でお借りしました。私たちは覆いの取れたこの寺院最古の建物を見ることができて幸せものでした。

 こちらが1981年 (昭和56) に再建されたという西塔。この色合いが創建時の姿だそうです。屋根は6っあるけれど内部は三層になっているという。屋根の大小がおりなすバランスがとても美しく、なぜそう言われるのか分かりませんが 「凍れる音楽」と称されているという。

 工事中の西塔付近から金堂を写しています。もちろんこのお堂も兵火によって燃えちゃっていました。その後仮金堂は建てられたものの二層建てに復興することはできなかったというのです。昭和43年(1968)から復興計画が始まり昭和51年(1976) 現在の金堂が再建されたという、まだ築44年しか経過していない1300年長い歴史の中のほんの新人さんだ。

 金堂の仏様も見学させてもらいましたが撮影はできません。国宝さんをホームページからいただきました。中央に白鳳時代の薬師如来、左右には日光菩薩、月光菩薩の両菩薩さま、この菩薩さんは「太陽や月の光が差別なく照らすように人びとを見守る」仏様だといいます。

 こちらもホームページから。天平時代の「吉祥天女画像」現在はお正月三ヶ日のみ参拝いただけるのだといいますが、さて、このコロナ渦のなか2021年のお正月にこの天女のお顔を拝顔できるでしょうか。

 この門も昭和59年に再建。この中門の左に見えているのは西塔。薬師寺は東塔を除いてはいずれも新人さんだ。中門の左右の二天王像は鎧など甲冑をつけ武装したお姿。この異端児はどうもお寺さんには不似合いだ。

 約1時間の見学を終えて、出口から振り返ったそこには東塔が見送ってくれていました。

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