真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

ソニー「リストラ部屋」250人 厚労省に指導求める

2013-02-08 | 雇用・労働
人権を無視してすすめられるリストラ・解雇。こんな理不尽がまかり通る社会でいいのか。

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2013年2月8日(金)
ソニー「リストラ部屋」250人
社員と家族 厚労省に指導求める
高橋・田村両議員同席

早期退職を募集しているソニー仙台テクノロジーセンター(宮城県多賀城市)とその子会社で、退職強要の面談を受けている社員と家族が7日、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員、田村智子参院議員とともに、厚生労働省に実態調査と是正指導を求めました。早期退職を拒否した労働者を別室に移して仕事を取り上げる「リストラ部屋」に14人が配属されていることも告発しました。





写真

(写真)厚労省に要請書を手渡す(左から)松田、田村、高橋、宮城県春闘共闘会議の遠藤秋雄の各氏=7日、国会内


 電機大手の退職強要の実態を調べている厚労省への情報提供で、前回1月22日のNECの事例に続いて2回目。ソニー労働組合仙台支部の松田隆明委員長らが同席し、厚労省による1月の調査と指導後も退職強要が続いていると訴えました。


 50代の男性は昨年11月から1月末に、上司から5回の面談を受けたとし、「何度も『あなたの仕事はない』と言われ、辞めろと言われていると感じた」とのべました。示された異動先も遠隔地のうえ、異職種でした。


 子会社の40代の男性は2日前にも面談されており、「まさしく退職の強要だ」と指摘。その妻は、夫が面談で疲れ果て精神的に追い詰められているとしながら、「雇用を確保してほしい」と訴えました。


 同席者によると、リストラ部屋は多賀城市のほか、東京都内、神奈川県厚木市にもあり、計250人余が配属されていると推計。昨年秋から約100人増え、通常の部署に戻れた社員はわずかだと指摘しました。


 昨年、退職を拒否してリストラ部屋に配属された男性は仕事を取り上げられたうえ、「居続けるだけでは会社に貢献していない、査定も給料も下がる、と言われている」と告発。また、リストラ部屋に何年も閉じ込められている社員がいることも明らかにされました。


 厚労省は1月29日に企業側の聞き取り調査結果を発表し、ソニーについても明らかな違法はなかったとしています。



 


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東電、国会事故調に虚偽の説明

2013-02-08 | 原発
 どこまでも真実を隠そうとする東電の醜い姿だ。緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」が地震で壊れた可能性を否定できなくなったのだ。検証と事故原因が明らかになっていないのに、原子力規制委員会による「新基準」の策定などもってのほかだ。

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東電:虚偽理由で原発視察妨害 国会事故調に「真っ暗」


毎日新聞 2013年02月07日 11時38分(最終更新 02月07日 14時49分




<FIGURE>水素爆発で上部が吹き飛んだ福島第1原発1号機の原子炉建屋=2011年3月12日、東京電力撮影 <FIGCAPTION>
水素爆発で上部が吹き飛んだ福島第1原発1号機の原子炉建屋=2011年3月12日、東京電力撮影
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 東京電力が、福島第1原発1号機の現地調査を申し込んだ国会事故調査委員会に対し、原子炉建屋内が実際には光が差しているのに「真っ暗」と虚偽の説明をしていたことが分かった。国会事故調は、緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」が地震で壊れた可能性があるとして現地調査を計画したが、この説明で断念した。事故調の田中三彦元委員は7日、調査妨害だとして、衆参両院議長らに再調査を求める要望書を提出した。


 国会事故調関係者によると調査の中で、下請け作業員が、11年3月11日の地震直後に1号機原子炉建屋4階で「水が噴出していたのを見た」と証言。4階には非常用復水器の配管などがあり、国会事故調の事故原因究明チームのメンバーは、非常用復水器が地震で破損した恐れがあるとみて、4階を現地調査する方針を決め、東電に申し入れた。


 これに対し、東電の玉井俊光・企画部長(当時)は12年2月28日、国会事故調で事故原因の究明を担当する田中元委員らメンバーを訪問。1号機原子炉建屋4階を撮影した映像を見せた。映像では建屋内に光が差していたが、玉井部長は撮影日が、建屋が放射性物質の飛散を防ぐためのカバーで覆われる前だったとしたうえで「現在はカバーに覆われて真っ暗」と説明。放射線量が高い区域もあり、建屋内に入って調査するのは危険であることを強調し同行を拒んだ。


 東電1によると、映像の撮影日は11年10月18日で、1号機原子炉建屋がカバーで覆われた同月14日の4日後だった。照明も10月28日には使用可能になっていた。東電広報部は玉井部長の説明について「カバー設置前だから明るく、設置後は真っ暗というのは事実誤認だった。正確に確認しないまま答えた。でも意図的にやったことではない」としている。


 国会事故調は、昨年7月に報告書をまとめた後、解散している。【岡田英】

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