真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

幹部OB5人が受け取る3億3000万円

2009-09-13 | 政治

 人はここまで破廉恥になれるものか。衆院選後にバタバタと「駆け込み」天下りに走った揚げ句、次々に「玉突き」人事をやった農水官僚OBたちのことである。


 発端は、7月に退任した林野庁の内藤邦男・前長官(56)の天下り人事。今月1日付で所管の独立行政法人「農畜産業振興機構」副理事長に就任すると、ハジき出された前任の高橋賢二・元農水技術会議事務局長(57)が、財団法人「日本食肉流通センター」理事長に転職。それで、前任の山本徹・元林野庁長官(66)が財団法人「日本穀物検定協会」会長に横滑りした。最後にポストを追われた前任会長の浜口義曠・元事務次官(76)は、年も年だし悠々自適のセカンドライフだ。


 どいつもこいつも前任者の任期途中での交代だから「駆け込み」が狙いなのはミエミエ。玉突きに見せかけて、レッキとした「渡り」である。


 農水省では2日付で白須敏朗・前次官(58)も、所管の社団法人「大日本水産会」会長に納まったことが発覚している。今回の「駆け込み」「玉突き」で、連中はいくらカネをせしめるのか。


「まず内藤、高橋、山本各氏の“玉突きトリオ”ですが、天下り法人での諸手当も含めた役員報酬は、年1600万~1900万円程度とみられています。白須前次官は年1800万円。任期はいずれも2年なので、4人合わせて約1億5000万円です。また、白須氏は事務次官の退職金7000万円、内藤氏は林野庁長官の退職金6000万円を受け取る。8年近く天下り法人会長に君臨した浜口氏は約3000万円。高橋氏、山本氏は2人で2000万円程度とみられ、今回のドタバタ人事だけで、計3億3000万円が、彼らのフトコロに入る計算になります」(霞が関事情通)


 もちろん、カネの出どころはほとんどが国民の税金だ。民主党はこいつらを何とかしなきゃダメだ。(日刊ゲンダイ2009年9月9日掲載)

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県外移設、国外移設が望ましい

2009-09-13 | 政治
「県外移設、国外移設が望ましい」とは鳩山代表の弁です。ならば県内での「基地たらいまわし」の日米合意を見直し、決別すること。SACO(沖縄に関する特別行動委員会)合意の路線を白紙にして、対等平等の関係で見直そう。

米海兵隊が上陸だって!?



写真

(写真)辺野古漁港付近に完全武装で上陸、「行軍」するキャンプ・シュワブ所属の海兵隊員=2日午前10時すぎ(ヘリ基地反対協提供)



 

 沖縄県名護市の辺野古漁港の民間地を、銃を携行した米海兵隊員十数人の部隊が移動していくのを、新基地建設に反対して座り込んでいる住民らが目撃、「浜は米軍基地ではない」と怒りの声が広がっています。


 米海兵隊員が漁港の浜に上陸したのは2日午前10時すぎ。漁港横のテント村で座り込んでいる住民らが沖合にボート3艇を確認。しばらくすると豊原側から隊員が浜を歩いて上陸。隊員らは銃を肩にかけ、潜水用足ひれを手に提げて漁港に接近しました。


 座り込みをしているメンバーの一人、男性(35)が声をかけると、キャンプ・シュワブの所属であることを認めました。米兵はゼイゼイと息切れしながら「1時間ほど泳いだ。2週間ほど訓練する」と答えたといいます。


 この男性は「米軍はフェンスで基地と民間地を遮断している。しかし、米軍は簡単に突破して軍事訓練をする。いったい、ここで日常生活をする県民の気持ちをなんだと思っているのか」と怒ります。


 沖縄県平和委員会の大久保康裕事務局長は「強襲揚陸にともなう偵察活動の訓練ではないか」としたうえでこう指摘します。


 「上陸作戦にさきがけて敵地を斥候、偵察する。ブルービーチ(金武町)ではよく見かけるが、辺野古で民間地にあがってきたのは初めてで、あまりに無神経だ。米軍は移動というが、訓練の一環による隊列は行軍にあたる。しかも銃を携行したフル装備は、住民に恐怖感を与え、SACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)合意で中止されているはずだ」

地図







2009年9月9日(水)「しんぶん赤旗」から

関連記事:米軍新基地は中止を 2009年9月10日(木)「しんぶん赤旗」
      
 違法なアセスを押し付けるな 2009年9月12日(土)「しんぶん赤旗」

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