きのうの日曜日、娘の大学の卒業制作展をみに、お父さんと息子と3人で車をぶっ飛ばして行った。
初めて行く六本木ヒルズの森タワー・・・
正面に巨大なクモ。これはママンという題名がついていた。
フランスの作家の作品。ビルの谷間に生きているようなこの巨大なクモはインパクト大。
娘の大学は写真、アニメ、ゲーム、映像などの学科があって、たくさんの学生たちの作品をみながらその個性がとてもおもしろく、いろんな想いが伝わってきてとてもよかった。
何かひとつのことを追求していく貪欲さは、芸術にしろ、学問にしろ、とても大切な失くしてはいけないもの。
追求しながら、壁にぶち当たり、また苦しんでその壁をよじのぼっていくと新しい世界へ通じている。
死ぬまでそうやって生きていけたらいいと思う。
卒業制作、これがひとつの区切りになって、これからみんなそれぞれが違った道を歩き、社会へと踏み出していく。
ほんとにみんなにエールを贈りたいと思った。
そして私たち親もこれがひとつの区切りとなった気がする。
お父さんとビルの喫茶店でお茶しながら・・・「4年間はある意味あっという間だったね」と話していた。
卒業・・・・淋しさと希望といろんなものが混ざり合ったことばの響き。