S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

ほんわか雪見温泉へ

2011-02-07 15:21:13 | Weblog
土、日は車で石川県加賀市の温泉に・・・・

ひとりなので、途中休息やお昼をとりながらで5時間ぐらい。びっくりなのは長野新潟の県境付近は、高速道路に雪はないものの、道路は2メートルほどの雪の壁が両側にできている。

雪の波のなかを泳いでいるみたいに車で走っていく。不思議な感覚・・・・・

今年は本当に雪が多かったんだなあと実感。途中のサービスエリアもかまくらのように雪の壁に埋もれていて、迷路を歩いているみたいで、なかなか建物の位置がわからない。

加賀の山中温泉も雪の中だった。

お祝いの会で、しばらくご無沙汰していた人たちとも会えて、お酒もたっくさん飲んで、話して、ぐうたらお風呂に入って、楽しい会だった。

北陸の空は、ここ長野の空とはまったく違って、どんよりしている。
北陸の冬の空はとても低く見える。でも長野よりずっと気温はあたたかい気がする。

わたしの住む町は、雪はあまりないけれど朝の寒さは厳しい。

住むところによってまったく違ったいろんな冬がある。そして人は懸命に冬を生きてる気がした。



今朝の新聞で連合赤軍事件の永田洋子死刑囚が死んだことを知った。もう10年も前に永田死刑囚の書いた壮絶な手記を読んだことがある。読んだあと何ともいえない虚しさにおそわれた。

ひとつの時代が終わった気がした。どんどん世界を狭めていって追い詰められて、毛沢東の「長征」をまねて山にこもり、総括と称してたくさんの仲間を次々に死に追いやっていったあの事件。

続いておきた「あさま山荘事件」も。もう遠い過去の時代の事件になりつつあるけれど、追い詰められた人間の行動はすごく怖いものを感じた。