S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

だいじに育ててます。

2008-06-19 16:50:46 | Weblog
「ためしてガッテン」でぬかみそ漬けをやってました。
見ていて、わたしのぬか床はほぼ完璧!とぬかよろこび?ではなく・・・

ぬか床さんはペットのようなもんです。
毎日、手をかけてあげますが、かけすぎてもだめで、かけなくてもだめで・・・

暑くなってくると乳酸菌は活発にふえていくのです。

わたしは小さい頃、祖母や母が漬けるのをみて育ったので、大体みていたとおりにやってましたが、理にかなっているんだと再確認したのでした。

小さい頃見たり聞いたりしたものって、脳の一番奥にしっかり残ってるので、忘れません。
ちなみに初めて買って貰った本「耳なし芳一」(渋い・・・)ですが、けっこう怖い話でした。小学校の1年生ぐらいでした。
耳だけお経を書くのを忘れてしまった琵琶法師の芳一が亡霊に耳だけとられてしまう話でした。

話がそれましたが、それでぬか床はかきまわすというより、毎日上と下をひっくりかえすような方法でかきまぜます。酸っぱくなりすぎたらからしや卵のからの薄皮をとったものなんかをおばあちゃんが入れてたので、まねしています。

昆布やドライフルーツなんかも時々入れてあげたり、ビールの残ったのも少し入れてあげたりしてかわいがってあげます。


お父さんは、我が家のぬか漬けはうまい!とほめてくれるので、そうするとぬか床もがんばっておいしくなろうとしているような・・・?気がする。

ほめて育てるのはなんでも大事なことです。

100年のぬか床なんてざらにあるのですから、わたしのぬか床をひ孫が漬けててくれたらうれしいなあ・・・と。
小説ではぬか床の卵からいろんな人間が生まれてくるんだけど、100年のぬか床からは、一体何が生まれるのかわくわくする。