S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

現在・・・沈殿中。

2008-06-17 16:57:27 | Weblog
三人の死刑囚の刑が執行された。

死刑という刑が執行されたことを知らされる度に、心が重たく沈殿していくような気分になる。(心沈殿率80%ぐらいだ・・・・)
死刑反対論者でもないけれど、人が人を裁き、そしてこの国に死刑制度がある限り、これは普通に私たちの日常の風景に組み込まれていく。

鳩山法務大臣は「粛々と形を執行していく」と言った。
この言葉もなんだか重く沈殿していくような言葉だ。
執行時は、あなたも粛々と立会いしていただいたらいかがでしょうか?



日本の死刑は絞首刑だ。
白装束を着せられ、床が開けられ、そして首をくくられた死刑囚はそこに落ちていく。
誰もその最期を看取らない。執行する人だけが苦しむような気がする。
まるで江戸時代のようだ。
せめて法務大臣、判決をくだした裁判官は形の執行に立会い、看取って上げたらいいと思う。
国会の会期中は執行されないのだから(これはいつもそうだ、大体が国会が終わる頃に死刑の執行がされる)少し時間もおありでしょう。


宮崎死刑囚のように反省の言葉も謝罪の言葉もない人、そして死刑の恐怖から精神的におかしくなってしまう人、そして無罪を主張して再審請求をしている人、高裁の決定だけで上告しなかった人(充分審議されているのか疑問だ)、そういう人間に対して、死刑という最高刑は一体意味があるのだろうか?

難しくて考えても心が重たくなるだけだけれど、裁判員制度が施行される今、考えなくては先に進まないだろう。


今、言われている終身刑(絶対に出られない)にも疑問はある。
ある意味、終身刑は死刑よりも苦しいだろうと思うこともある。




三日間、顔を見せなかったどんこちゃんが、夕方ベランダに来た。

ご飯を食べて、帰っていく時、後ろ足の左足に怪我をしているのがわかった。
足を地面につけないから、3本足で歩いているのだ。
かわいそう・・・・
最近、変なデカ黒の猫にいじめられてたから?それとも交通事故か?

痛そうだ・・・
どんこちゃんをみても心が重くなった・・・