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今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

日本画の巨匠の作品!!

2006-09-20 23:31:21 | Weblog
きょうは、岐阜市歴史博物館で開催されている、岐阜市が生んだ
日本画の巨匠の絵をご覧ください。

『加藤栄三・東一 響きあう兄弟愛と日本画の世界』と言うタイトルで、
岐阜市歴史博物館と、分館の加藤栄三・東一記念美術館の両館で
2人の作品を数多く展示しています。
期間は 9月8日~10月22日まで。


兄の加藤栄三画伯絵・鵜(1954) です。



弟の加藤東一画伯絵・深秋(1974) です。


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策

秋は鑑賞の季節です!!

2006-09-16 00:30:06 | Weblog
 今、岐阜市歴史博物館では特別展を開催しています。

岐阜市が生んだ日本画家、加藤栄三・東一兄弟の
生誕100・90年を記念して、
『加藤栄三・東一 響きあう兄弟愛と日本画の世界』と題して
歴史博物館と分館の加藤栄三・東一記念美術館の両館で、
2人の作品を数多く展示しています。
期間は 9月8日~10月22日までです。

また、歴史博物館と分館の間を、ボランティアが公園内の説明しながら
案内をします。

尚、この特別展のことをもう少し知りたい方は、
   岐阜市歴史博物館のホームページをご覧ください。


やはり特別展の開催ごとにテープカットが行われます。
今回は岐阜市が生んだ日本画家という事で、
市長も掛け付けました。(中央が市長)



テープカットの案内をしたお嬢さんですが、
チョットしたハプニングがあって........



ゆっくり鑑賞している来館者。



来館者を分館へ案内するために歴史博物館で待機しているボランティア。



岐阜公園内の信長居館跡を解説するボランティア。
この来館者は案内第一号の記念すべきお客さんです。



ボランティアの案内で分館の加藤栄三・東一記念美術館に到着したお客さん。



分館の加藤栄三・東一記念美術館から歴史博物館に案内をしてきたボランティア。
歴史博物館の前にある塔芯礎を説明しています。


アスカと花と散策

昔の火起こしは........

2006-09-04 00:07:37 | Weblog
学校等の夏休みも終わって、今頃のお母さんたちは
昼食の用意もしなくていいので、ホッとしている事でしょうね。(笑)

さて、8月27日で終了した『弥生展』の中で、昔の道具を使って
火起こしの体験も行われて、お子さん達に大好評でした。
その様子をご覧ください。

館内では火が着くと警報機が鳴るので、外での
作業でしたが、今年の夏はことのほか暑くて、
参加者やお手伝いしたボランティアも汗だくで大変でした。

その時の動画を見たい方は次の 火起こしパート1 火起こしパート2
をご覧ください。


弥生展が開催中は毎週火起こし体験が行われて、
毎回参加者が増えていき、最終回は40人以上になったようです。



昔の道具と言ってもいろいろあるようですが、
今回は、比較的小さなお子さんでもなるべく簡単に出来るように
紐で回す道具を使いました。



細い棒を紐で回し、下の板との摩擦で熱くなって火が着きます。
と言ってもそのまま板が燃えるということはありません。
板が少しずつ細かい炭状に削れて、それに火種ができます。
..........それ~煙が出てきましたよ~。



細かい炭状になったものを、綿様のものに乗せて
空気を吹き付ければ火が着きます。
その一連作業は急いで行わないと、直ぐ消えてしまうので
忙しい作業です。



はい、火が着きました。
火種がうまく乗ると一瞬で火が着きます。



同じような方法ですが、紐で回さなくて細い棒を手で回す方法も
有るのですが、これは体力との勝負なので難しいと感じました。


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策

若い子たちです。

2006-08-31 19:18:03 | Weblog
今日はチョット外の話題を......

岐阜・長良公園で出会った、若いお嬢さんたち。
おどろおどろしいドクロの絵を描いていたので、
何に利用するのって聞いてみたら、
文化祭で演ずるドラマに使用するってことでした。

近くの長良高校の仲良し5人組の3年生とか!
写真を撮らせて?って頼んだら快くイエぇ~ってピースを......(笑)

なんとも明るいお嬢さんたちでした。

そうそう文化祭は9月、4・5・6日? 5・6・7日だったかな。
間違っていたらゴメン!
このブログを見たら、正確な日をコメント欄に書いてね。

でもドクロの目がハートはいいね!! ヾ(☆▽☆)




岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策

銅鏡作り本番の結果は?

2006-08-27 19:37:40 | Weblog
毎日、多くの方たちに楽しんでいただいた、『弥生展』も
本日(27日)を持って終了しました。

ありがとう御座いました。

さて、遅くなりましたが、夏の子ども歴史教室で『青銅鏡を作ろう』を
受講したお子さんたちの、鋳型彫りなどの実際をご覧ください。
その結果は?

しかし、溶けた材料を鋳型に流すところ等は、テスト段階で
載せてますのでここでは省くことにしました。o( _ _ )o

尚、今までお子さんたちの画像にはマスクを掛けていましたが
  今後はマスクを掛けないことにしましたのでよろしくお願いします。


溶かした材料を流し込む鋳型を彫っているのですが、
彫る深さに苦労しているかも!



彫るのは彫刻刀です。
力を入れすぎると割れたりするので難しいかな。



彫るポイントを責任者に教わるお子さん。



全員で20人のお子さんたちです。



上手く彫れるかな!



彫る手をチョット休めて、材料の銅などをどのように溶かして
流し込むかを説明してする学芸員。



いよいよ自分たちが作った鋳型に流し込む準備です。



一回で5人分を作るのですが、火の着いた炭からは有毒ガスが出るので
作業は全てボランティアが担当しました。



材料が溶けて鋳型に流し込むまでを注視する参加者。
この日はとてつもなく暑い日でしたが、一日4回の流し込み。
熱中症にもならず、まずは良かったって感じでした。(^-^♪



で、その結果は?ご覧の通り残念ながら試し作りのようには
行かなくて、失敗!とは行かなくても満足のいかない状態.....でした。
また次を期待しましょう。
結論はやはり簡単には出来ないってことでした。


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策

青銅鏡試作 part2

2006-08-07 19:13:20 | Weblog
前回、青銅鏡試作part1を載せましたが、如何でしたか。

夏休みに入り、青銅鏡作りの本番が近づいてきました。
鋳型作り、鋳型に銅を流し込む、鏡を磨く
の3工程を3日間で完成させます。

特に銅を流し込むの工程がかなり難しいので、銅鏡作り責任者として、
失敗のないようにするため、苦労の連続で何度も試作しました。
そのお手伝いの様子を part2としてここに.......

さて、その結果は?

もちろんサイズは本物の大きさではなくて、直径8・9センチの
小さなものですが、材料は銅とはんだの鉛を溶かしたもので、
かなり手強いものです。(^-^♪


この鋳型はベテランボランティアが設計図で木型を作り、粘土で型取して
特別に作ったものを、今回の流し込みに使用しました。



前のような危うい型を使用しなくて、新たに作った型です。



今回は、材料を溶かすためにバーベキュー用の
大きなコンロでルツボを2個同時に溶解です。



同じコンロで蓋をして、さぁ~溶解開始です。



ドライヤーで風を送り続けていると、反対の穴から炎が出ます。



約30分加熱して蓋を取ったところです。
うまく溶けてくれよ~!!



うまく溶けているようなので、型に湯を流し込む。
=鋳物でも鉄でも金属を溶かした物を湯と言います=



流し込んだものが冷めるのを待って取り出してみると.......
見事出来上ってました。



出来上がった青銅鏡の余分なものをグラインダーで落とす。
=バリ取りという=



その後にいろいろな問題が見つかって、今一歩のところで失敗続きでしたが、
燃料の炭に問題があることが判明して、新たな炭を導入で解決です。
左の作品が最終試作品です。右の作品は失敗作ですが磨いたものです。



今週に「夏の子ども歴博教室」の青銅鏡を作ろうを実施することに
これで自信が出来て一安心です。
後は成功を祈るのみ!!

岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策

現役学生の.........

2006-08-04 00:24:15 | Weblog
今年もまた現役大学生の学生君たちが、歴史博物館へ実習に来てくれました。
学芸員の資格を取るためか、実習だけなのかは、
チョットその部分を聞き漏らしたが、当館学芸員の話を聞いたり、
展示場でボランティアなどの話を聞いたりと、精力的に活動してました。

さらに市内の某中学生の学生君も、中学生職場体験学習実習と言うことで
同じく歴博の中で学芸員の話や見学等をしていました。


歴博運営の中ではいろいろな仕事もあるので、些細な仕事を
手伝うのも勉強の一端であると信じます。( ^-^)/★,



来館者に提供する紙で作った工作品も、ある程度前もって
作っておく必要があるので、その作業も立派な仕事です。



ボランティアによる、展示場での講義を受ける実習生。



市内の中学校から職場体験で来ている中学生諸君!



岐阜市歴史博物館ホームページ

アスカと花と散策


青銅鏡を作ろう!! part1

2006-07-31 19:05:16 | Weblog
 今年の梅雨明けが遅れてましたが、ようやく夏本番が来ました。
学校の夏休みはすでに始まってますが、梅雨明けと言っても
まだスッキリした天気になってません。
一年で一番楽しいはずの夏なので、早く夏本来の天気になって欲しいですね。

そこで岐阜市歴史博物館では、夏休みを利用して、
『夏の子ども歴史教室』と題して、小中学生向けに
いろいろな教室を開きます。

ここでその幾つかを紹介します。

★縄文・弥生の土器を作ろう。
★親子でからくり人形を作ろう。
★岐阜渋うちわを作ろう。
★わらぞうりを作ろう。
★青銅鏡を作ろう。
★親子絵画教室。
  等が計画されていて、参加資格は小学生~中学生で
  参加費が必要です。

詳しいことを知りたい方は岐阜市歴史博物館に問い合わせをしてください。


で、本日はその中の『青銅鏡を作ろう』を取り上げて紹介です。

本番で青銅鏡を作る前に、歴博のスタッフが青銅鏡の試作を行いました。
不慣れなこともあってなかなか不備な面もあり、
試行錯誤の連続でしたが、その成果をここで披露します。
結果は如何なるか最後までご覧ください。

ただし、画像が多いので2回に分けて載せますのでよろしくね。


まず、本物の青銅鏡は何ぞやという事で、歴博に展示している
岐阜市の古墳から出土した青銅鏡をご覧ください。
簡単に言えば、金属で(青銅等)作った鏡です。
青銅鏡の詳しいことはまた別の機会に載せますのでよろしくね



材料として、銅線と鉛のはんだを細かく切断。
それをルツボに入れる。
ルツボと言っても、粘土で作って焼いた壺です。



炉の代わりにコンロを利用。炭を敷きルツボを乗せて、
さらに十分な量の炭を乗せる。
そしてもう一個のコンロで蓋をする。



そして点火してドライヤーで風を送る。中の温度は1000度を超えるはず。



点火して30分経ったころを見計らって、取り出してみたら、
なんと!ルツボが割れていた。ガァ~ン!!(x_x;)



銅鏡の型は石膏に彫って溶けた材料を流すのですが、
その石膏で作った型もチョッと危うい状態です。



割れたルツボの中の材料は、とりあえず溶けているようので
流し込むことにしました。
でも結果はご覧のような有様!!o( _ _ )o
型は無事のようでしたが、肝心の銅鏡は金属の塊になってました。
大失敗!



この続きは後日に.......

アスカと花と散策

ラジオ局来訪!!

2006-07-29 01:32:24 | Weblog
岐阜市歴史博物館では現在、弥生時代展を開催しているが、
その内容を放送するために、岐阜ラジオが来てくれました。
録音ではなく、生中継のためにレポーターの星野真美さんが、
弥生展の責任者の学芸員にインタピューをしました。

さすがインタピュアーはプロ。来場して少しの質問等で、
立て板に水の如くに話を組み立てて、放送していたのには感心しました。

でも残念ながら28日の午前中でしたので、ラジオを聞いていた者だけが
聞けたという事で、このブログをご覧になった方はもう聞けませんので
悪しからず!!!( ^-^)/★,


レポーターの星野真美さんです。



インタピューを受ける、弥生展責任者の学芸員。



良い感じで質問。良い感じで説明でした。(o^<^)o



後方は弥生展で体験できる場所で、ボランティアが待機してます。


アスカと花と散策

弥生時代part2 〔体験コーナー〕

2006-07-24 16:43:50 | Weblog
岐阜市歴史博物館・特別展『弥生時代』の体験コーナーを紹介です。

前回は展示物等の紹介でしたが、今回は大人も子供も楽しんでいただける
体験コーナーを紹介します。(11枚の画像です)

ケースの中等の展示物は、ほとんどが遺跡等から出土した、
本物ですが、さすが体験コーナーでの物は新しく作ったものです。
でも、それなりに当時の生活を垣間見ることが出来るので
体験することをお勧めします。
それぞれのセクションで、ボランティアがお手伝いしますので
遠慮なく声をかけてください。

岐阜市歴史博物館ホームページ


石で作った斧(石斧)



石斧は、真っ直ぐ打ち下ろすしには結構強いでしょうが、
横からの力には弱くて、すぐ欠けるたり、折れたりするのでは?
と思いますが......



当時の衣装、貫頭衣を着ることもできます。
麻で作ってあって簡単なものです。



石包丁で稲穂を切って収穫したのでしょう。
実際は稲穂がないので、草等を切って体験です。



お子さん向けに、つぼを利用したパズルです。
結構夢中になって組み立ててます。



パズルのつぼと同じ型をした壷に、模様を付ける事も出来るので
お子さん達も喜んで挑戦です。



後方に見える高齢の来館者が付けた模様です。
このような体験が出来ることを喜んでいただけました。



弥生時代の食料は、木の実も多く利用したでしょうね。
実を石で割り、細かくすり潰すこともできます。



最後に、紙で出来た銅鐸を作るコーナーです。
見た目は簡単そうですが、多少時間が掛かり、
小学生低学年以下ではちょっと難しいかもしれないですね。
親さんも一緒に作っていただけらお子さんも喜ぶでしょう。



今回はショップも紹介します。
特別展に合わせた品物が取り揃えてあるので、興味のある方は
どうぞご覧ください。




ももたろうホームページ アスカと花と散策