NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1660回 コア・トランスフォーメーション38

2019-03-21 09:54:30 | NLP
◆日時
2019年3月21(木)9:40から約10分間

◆内容
「コア・トランスフォーメーション」コニリー・アンドレアス、タマラ・アンドレアス著

第10章 
コア・トランスフォーメーションを実践

(手順)

ステップ1 取り組むパートを選ぶ

 嫌だと思う感情、思考、行動の中から選ぶ。

 それを、いつ、どこで、誰と一緒の時に体験するか書き留める。

 実際に体験した時のことを考える。

 リラックスして内面に意識を向ける。

 そのことがらを再体験する。

 内面で起きる体験に気づく。

 そのパートはどこに見える?聞こえる?

 パートを強く感じるところに手を当てる。

 そのパートを受け入れ歓迎する。

ステップ2 目的を発見する。

 パートに「何を望んでいるのですか?」
‘‘What do you want?”

Andreas, Connirae. Core Transformation: Reaching the Wellspring Within (p.46). Real People Press. Kindle 版.

と尋ねる。

 それに反応して起きるイメージ、声、音、感情に注目する。

 パートから得られた答えを書き留める。

 パートに感謝する。

ステップ3 達成目標の連鎖を発見する。

 このパートに「もしあなたがステップ2の目標を十分に完全に持つことができたら、そのことを通してほしいと思っている、もっと重要なものは何ですか?」
“If you have [Intended Outcome from previous step], fully and completely, what do you want through having that, that’s even more important?”

Andreas, Connirae. Core Transformation: Reaching the Wellspring Within (p.46). Real People Press. Kindle 版.

と尋ねる。

 このパートがあなたのためにその達成目標を持ってくれたことに感謝する。

 答えを書き留める。

 コア・ステートに到達するまでステップ3を繰り返す。

ステップ4 コア・ステートに到達する。


 ゆっくり時間をかけて、コア・ステートを味わう。

ステップ5 コア・ステートとともに達成目標の連鎖を逆戻りする。

 どういうわけか内なるパートは、コア・ステートを体験するためには、まず達成目標を最初から最後まで全部通らなければならないと考えているようです。残念ですが、これはうまくいきません。そういうことをしても、コア・ステートを体験することはまずありません。それは、コア・ステートとは、行動を通して得られるものではないからです。コア・ステートを体験する方法は、ただその中に入り、体験するだけなのです。

 (全般的変容)この世での在り方として、最初からコア・ステートを持っているなら、そのことで物事はどのように変わりますか?

 (特定の対象の変容)この世での在り方としてコア・ステートをすでに持っていることは、達成目標をどう変化させ、豊かにしますか?

 この世での在り方として、コア・ステートがすでにあなたの実情であるなら、(Xであった)あなたの体験はどのように変わりますか?

(やってみたら)

頭で考えたことを言うを取り組むパートとしました。

その時のことを再体験し、何を望んでいるのか尋ねた時、

受け入れられたいと言葉が浮かび、

その言葉を受け入れ歓迎しました。

そして、

十分に完全に受け入れられたと感じた時、

安心し、いろんな人とつながっている感覚にたどり着きました。

この世での在り方として、最初からいろんな人とつながっている感覚を持っていることで物事はどのように変わるのか尋ねたところ、

みんなが協力してくれる。

この世での在り方として、最初からいろんな人とつながっている感覚を持っていることで、みんなが幸せになるためにどう変化させ、豊かにするのか尋ねたところ、

私が相手を受け入れる。

この世での在り方として、いろんな人とつながっている感覚を持っていることがすでにあなたの実情であるなら、体験は、どのように変わるのか尋ねたところ、

素直な言葉が自然に出てくる。

と浮かんできました。