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戸田ひさよしさんからのご意見 「新疆でいったい何がおこったのか」をご覧になって

戸田ひさよしさんからのご意見
「新疆でいったい何がおこったのか」をご覧になって


 昨今の「右派や中間派はもとより、ほとんどの左派も含めた『中国悪玉論調』は非常に良くないものと思っています。

 いわゆる「ウイグル問題」を論じるには、「米欧育成したIS(ダーイッシュ・アルカイダ)問題」=「残虐極まりないウイグル人の反共傭兵問題」・中東問題を視野に入れて考えないといけないと思ってます。

 私は「パレスチナ」、「中東」、「シリア」等の方面に強い関心を持ち続けてきました。
「国家政権や集団への判断基準」は、「その政権や集団がパレスチナ解放にどのような立場・行動を取っているか」を基にして考えるのが一番妥当だろうと思っています。

 「西欧的民主主義国家」であるかのようなイメージで飾り立てながら、その実態は史上最も邪悪で狡猾で凶暴で理不尽な「シオニスト支配の永続的侵略主義国家=イスラエル」による侵略攻撃にさらされ続ける中東地域の「前線国家」や「前線集団」が多数存在します。

 一方、アルカイダやIS(ダーイッシュ)は西側報道では「イスラム教過激派」と称されていますが、米帝やイスラエル、サウジアラビアなどから多大な軍事援助を受けて拡大してきたカルト傭兵であり、その証拠にイスラエルと闘う事は無く、逆にパレスチナ解放闘争や反イスラエル闘争への敵対的襲撃を繰り返しており、中東地域で反イスラエル(反シオニズム)・反帝の感覚を持っている大多数の人々はその事を良く知っているとの事です。

 極く極くまれに「イスラエルへの攻撃」をやっても、それは反イスラエル闘争への「攪乱」工作でしかない。

 それゆえ「IS」の事を西側のように「イスラム国」とは呼ばず、「ダーイッシュ」という蔑称で呼んでいると、中東問題に詳しい人が書いていたのを読んだ記憶があります。

 中東・西アジアの政治状況はその時々の変化も大きく、非常に複雑で錯綜して分かりにくいように思います。単純に判定はできません。

 新疆ウイグル自治区は中国(中華人民共和国)の1/6もの面積を占める最大の自治区で、
インド、パキスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギス、カザフスタン、ロシア、モンゴルの8カ国と国境を接しており、西アジア・中東で猛威を振るってきたアルカイダ・IS(ダーイッシュ)系のイスラムカルト傭兵の策源地のひとつであり、また彼らにとって「重要な破壊目標」でもあり、「中国への国家崩壊攻撃の橋頭堡」でもあります。

 アフガン・イラクなど数々のデッチ上げ戦争を起こし、シオニスト・イスラエルに加担してイスラム民衆に大虐殺と強奪の限りを尽くし続ける米帝・欧州帝(アメリカ・ヨーロッパ)が、「中国はイスラム教徒のウイグル人のジェノサイドをやってる!イスラム住民の人権を守れ!」、と叫び立てているのは醜悪としか言えない。

 米帝アメリカがやってる事を「人権外交」と呼んだり信じたりするのは、「酷いジョーク」としか思えない。
 
米帝アメリカは、中国に文句を付ける前に、まずアフガン・イラク・シリアから侵略占領の米軍を引き上げるべきだろう。(殺害・強奪の謝罪と賠償もすべき)

 最後に、戸田が参考にする情報として、以下の2つを挙げておきます。

◎マスコミに載らない海外記事 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/

◎私の闇の奥  https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru


 今後もよろしく。 (戸田ひさよし 拝)

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