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アメリカのウソ宣伝にだまされるな!・・「新疆(しんきょう)でジェノサイド(大量殺りく)」?
アメリカのウソ宣伝にだまされるな!・・「新疆(しんきょう)でジェノサイド(大量殺りく)」?
アメリカは、中国政府が新疆のウイグル人に対して「ジェノサイド」(大量殺りく)をやっていると非難している。来年の北京の冬季オリンピックパラリンピックをボイコットしようという話までだしている。
日本の中でもこれに乗った話をする評論家が出てきている。果たして真実はどうなのか?
軍事評論家の田岡俊次氏が客観的な立場でネット番組「デモクラシータイムス」で解説しているので、大まかな要約をのせます。
新疆のウイグル人はイスラム教がほとんどです。民族的にはトルコ系です。新疆には漢族がたくさん入ってきて、大きな企業を作り経済活動の中心をになっています。ウイグル人は中国語ができない人が多く、企業に就職できず、漢族とウイグル人の間には大きな経済格差があります。ウイグルの人たちの仕事は肉体労働とかベッドメイキングのような仕事がほとんどです。ウイグルの人が不満を抱くのは当然ともいえます。
そういう背景があって、ここはかなり前からテロリストの温床になっています。新疆はアフガニスタンと国境を接していますが、パキスタン北部やアフガニスタンのイスラム過激派とつながっています。
通行人をひき殺しながら天安門へ突撃して自爆したり、昆明駅頭では青竜刀で37名を惨殺したり、イスラム過激派による多くのテロ事件が発生しています。シリアのIS(アイエス、「イスラム国」)にウイグルから100名くらい、ほかの過激派へは約5000人が参加しています。最近までアメリカは中国に対して、ウイグルから中東へテロリストが流れ込んでいるから取り締まってくれと要望し、CIAやFBIが新疆へ行って中国とテロ掃討の共同作戦を話し合ったりしています。アメリカは2020年の11月まで、新疆の「東トルキスタンイスラム運動」を「テロ組織」に指定していました。なぜ去年の11月にテロ指定を解除したのか?中国政府がテロリストと戦っているという話になると「ウイグル弾圧」を宣伝できないからでしょう。
最近、中東のISが壊滅状態になり、中東で活動していたテロリストが新疆に帰ってきています。彼らは旅券法違反などで逮捕拘禁されています。もう一つ、彼らの影響を受けやすい人たちがその影響を受けないようにする取り組みもやっています。中国政府はウイグルの人たちを貧困から脱出させることがテロを根絶する道だと考えています。学校を作って、就職できるように中国語を教えたり、仕事を教えたりしています。中国共産党の政策も教えていると思います。学校は全寮制ですが、週末には帰宅することができます。アメリカなどはそこを「強制収容所」とか、「強制労働」と表現していますが、それはちがいます。
学校の周囲は鉄条網でおおわれていて、一見、刑務所のように見えますが、週末には帰宅できるのですから刑務所ではありません。鉄条網でおおっている理由は、これは私の推測ですが、イスラム過激派は学校教育を否定していて、学校を襲撃の対象にします。アフガニスタンやアフリカでは学校を襲撃したり何百人という生徒を連れ去る事件が起きています。テロリストの襲撃から生徒を守るためだと思います。
中国はもともと少数民族には手厚い保護をする国で、最近まで行われていた「一人っ子政策」は漢族だけで、少数民族を対象にしたことはありません。大学受験では少数民族には加点して入学しやすいようにし、公務員や議会の議席も「少数民族ワク」を設けて、実際の人口の割合以上の数を保障しています。 裁判や公式文書では少数民族の言葉と漢語を併用するのが原則です。
アメリカやNATOがコソボ紛争でユーゴスラビアを空爆したときは、「民族浄化」をやっているという広告会社の宣伝を流しましたが、後になってその広告会社の社員は、アメリカやNATOを引き込むためのウソだったと白状しています。実際「民族浄化」の痕跡は何一つ発見できませんでした。今回の「新疆でジェノサイドが行われている」という宣伝でそのことを思い出します。
アメリカはイラクに「大量破壊兵器がある」と言って侵攻しましたが、実際には何もなかったことは世界中が知っていることです。
私は、世界のどこか中立的な国の調査団が新疆に入って調査報告するのがよいと思います。
(注・下線部分は、報告者が挿入した文章です。)
参照・「田岡俊次の徹底解説」(ウイグル「ジェノサイド」問題にコソボの影~国際諜報戦が始まった?2021年3月28日)
・「田岡俊次の徹底解説」(トランプの中国たたき~コロナと新疆2020年5月27日)(報告いんば)
アメリカは、中国政府が新疆のウイグル人に対して「ジェノサイド」(大量殺りく)をやっていると非難している。来年の北京の冬季オリンピックパラリンピックをボイコットしようという話までだしている。
日本の中でもこれに乗った話をする評論家が出てきている。果たして真実はどうなのか?
軍事評論家の田岡俊次氏が客観的な立場でネット番組「デモクラシータイムス」で解説しているので、大まかな要約をのせます。
新疆のウイグル人はイスラム教がほとんどです。民族的にはトルコ系です。新疆には漢族がたくさん入ってきて、大きな企業を作り経済活動の中心をになっています。ウイグル人は中国語ができない人が多く、企業に就職できず、漢族とウイグル人の間には大きな経済格差があります。ウイグルの人たちの仕事は肉体労働とかベッドメイキングのような仕事がほとんどです。ウイグルの人が不満を抱くのは当然ともいえます。
そういう背景があって、ここはかなり前からテロリストの温床になっています。新疆はアフガニスタンと国境を接していますが、パキスタン北部やアフガニスタンのイスラム過激派とつながっています。
通行人をひき殺しながら天安門へ突撃して自爆したり、昆明駅頭では青竜刀で37名を惨殺したり、イスラム過激派による多くのテロ事件が発生しています。シリアのIS(アイエス、「イスラム国」)にウイグルから100名くらい、ほかの過激派へは約5000人が参加しています。最近までアメリカは中国に対して、ウイグルから中東へテロリストが流れ込んでいるから取り締まってくれと要望し、CIAやFBIが新疆へ行って中国とテロ掃討の共同作戦を話し合ったりしています。アメリカは2020年の11月まで、新疆の「東トルキスタンイスラム運動」を「テロ組織」に指定していました。なぜ去年の11月にテロ指定を解除したのか?中国政府がテロリストと戦っているという話になると「ウイグル弾圧」を宣伝できないからでしょう。
最近、中東のISが壊滅状態になり、中東で活動していたテロリストが新疆に帰ってきています。彼らは旅券法違反などで逮捕拘禁されています。もう一つ、彼らの影響を受けやすい人たちがその影響を受けないようにする取り組みもやっています。中国政府はウイグルの人たちを貧困から脱出させることがテロを根絶する道だと考えています。学校を作って、就職できるように中国語を教えたり、仕事を教えたりしています。中国共産党の政策も教えていると思います。学校は全寮制ですが、週末には帰宅することができます。アメリカなどはそこを「強制収容所」とか、「強制労働」と表現していますが、それはちがいます。
学校の周囲は鉄条網でおおわれていて、一見、刑務所のように見えますが、週末には帰宅できるのですから刑務所ではありません。鉄条網でおおっている理由は、これは私の推測ですが、イスラム過激派は学校教育を否定していて、学校を襲撃の対象にします。アフガニスタンやアフリカでは学校を襲撃したり何百人という生徒を連れ去る事件が起きています。テロリストの襲撃から生徒を守るためだと思います。
中国はもともと少数民族には手厚い保護をする国で、最近まで行われていた「一人っ子政策」は漢族だけで、少数民族を対象にしたことはありません。大学受験では少数民族には加点して入学しやすいようにし、公務員や議会の議席も「少数民族ワク」を設けて、実際の人口の割合以上の数を保障しています。 裁判や公式文書では少数民族の言葉と漢語を併用するのが原則です。
アメリカやNATOがコソボ紛争でユーゴスラビアを空爆したときは、「民族浄化」をやっているという広告会社の宣伝を流しましたが、後になってその広告会社の社員は、アメリカやNATOを引き込むためのウソだったと白状しています。実際「民族浄化」の痕跡は何一つ発見できませんでした。今回の「新疆でジェノサイドが行われている」という宣伝でそのことを思い出します。
アメリカはイラクに「大量破壊兵器がある」と言って侵攻しましたが、実際には何もなかったことは世界中が知っていることです。
私は、世界のどこか中立的な国の調査団が新疆に入って調査報告するのがよいと思います。
(注・下線部分は、報告者が挿入した文章です。)
参照・「田岡俊次の徹底解説」(ウイグル「ジェノサイド」問題にコソボの影~国際諜報戦が始まった?2021年3月28日)
・「田岡俊次の徹底解説」(トランプの中国たたき~コロナと新疆2020年5月27日)(報告いんば)
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