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日本と中国、どちらの外交が平和的?

日本と中国、どちらの外交が平和的?

最近、アメリカのトランプ大統領は、シリアの政府軍が化学兵器を使用したと決めつけて、いきなりミサイル攻撃をしました。

それに対して、安倍首相はいち早くアメリカのミサイル攻撃を支持しました。

中国はどうかというと、軍事的ではない平和的な解決、国連の場での解決を主張しました。

今の朝鮮半島をめぐる緊張した情勢についてはどうか?

日本政府はアメリカに対して、「もし北朝鮮を攻撃するなら事前協議をしてくれ」と伝達したと言っています。もしアメリカが北朝鮮を攻撃すれば、日本の米軍基地や原発が標的にされるから、それに対する備えをしなければならないというわけです。これはアメリカの北朝鮮への先制攻撃を容認するということです。

しかしいったい、誰がどういう備えをするのか?わしら国民は、そういう話は一度もきいたことがありません。戦争がおきたら、安倍夫妻だけが外国へ逃げるつもりではないでしょうか?

それに比べて中国は、はっきり、朝鮮に対してもアメリカに対しても、軍事的緊張をあおることを自制するように求めています。これが当然の、平和国家の姿勢でしょう。

とりわけ日本には平和憲法があります。憲法9条があります。

憲法9条 
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

安倍政権の外交は、国際紛争を解決する手段として、武力行使を容認する、憲法違反の、きわめて危険な外交路線です。安倍政権の日本こそが、アジアの平和にとって脅威になっています。  
(砂山明)
              
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大阪華僑総会花見に参加 大阪城のこま犬前にて「略奪文化財から平和友好のシンボルへ」のスピーチ

大阪華僑総会花見に参加

大阪城のこま犬前にて「略奪文化財から平和友好のシンボルへ」のスピーチ 


 4/1(土)、大阪華僑総会の花見が開催されました。大阪華僑総会はここ数年大阪城のこま犬前に集合し、お城の桜を見物しながら中国料理店「錦城閣」で宴会をするのが恒例となっています。私たち大阪城狛犬会も、お招きを頂き参加させていただきました。

 こま犬前には中国総領事館より領事の方や大阪府日中友好協会の方はじめ多くの華僑の皆さんが集まられました。こま犬の近くには、大阪華僑総会と大阪府日中友好協会により建立された「中日国交正常化40周年記念植樹『中国と日本の平和と友好に願いを込めて』」の石碑があり、付近はさながら日中友好広場の観があります。

 花見の会開始冒頭、こま犬前にて大阪城狛犬会を代表し「略奪文化財から平和友好のシンボルへ」のスピーチをさせていただきました。




 

 中国の皆さんと語らいながら大阪城を散策し充実したひとときを過ごしました。錦城閣での宴会も大いに盛り上がりました。
                         
報告 伊関要


《大阪城のこま犬》 略奪文化財から平和友好のシンボルへ

 大阪城の西ノ丸北門にあるこま犬は、戦時中、中国から略奪されてきた国宝級の文化財です。日本軍は1937年7月7日、盧溝橋事件を引き起こし全面的な中国侵略を開始。同年12月13日に当時の中国の首都である南京に侵攻、大虐殺を引き起こします。その途中、7月29日~30日には天津を爆撃占領し、その時、天津市庁舎前のこま犬を略奪してきました。こま犬は、翌1938年に西宮球場および外苑で開かれた「支那事変聖戦博覧会」で、「勝利の戦利品」として展示され戦意高揚に利用されました。その後大阪城に置かれました。
                        
 1983~84年、私たち日本の市民は「こま犬返還と、軍国主義・侵略戦争への戒め平和のシンボルとしての複製こま犬建立」をもとめ《こま犬運動》に声をあげました。こうした市民の声に応え、中国は1984年11月こま犬を改めて「友好の証」として大阪市に寄贈してくれたのです。

 こま犬寄贈にあたり、中華人民共和国駐日特命全権大使宋之光氏直筆の「中日友好萬古長青(日中友好は古来から未来永劫続く) 寄贈大阪市 中華人民共和国大使館」の石碑が贈られました。
    
 私たち日本の市民は、歴史を鑑とし、こま犬を軍国主義・侵略戦争への戒め、平和友好のシンボルとして平和な未来を築くことこそ日本の信頼と名誉を取り戻す道だと考えます。以上のことをふまえ、大阪城狛犬会ではこま犬の正しい由来を明記した説明版設置を求める署名を実施しております。ご協力をお願いします。
大阪城狛犬会 伊関 要
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