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日中国交正常化40周年記念上映会


日中国交正常化40周年記念上映会

四川大地震ドキュメンタリー
  「新家(新しい家)」「家園(ふるさと)」
記念講演「震災復興と日中友好」・講師 劉 馳氏(中国領事館より)


日 時:7月22日(日)午後1時30分
場 所:阿倍野区民センター集会室1
(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118 地下鉄谷町線「阿倍野」6番出口スグ)
主 催:日中国交正常化40周年記念上映会
共 催:大阪府日中友好協会
賛 同:東アジアユースキャンプ
資料代:500円


 日中国交正常化40周年を記念し、中国四川電視台制作の四川大地震ドキュメンタリー2作品を上映します。
ひとつは「新家(新しい家)」という作品です。震災で故郷を離れざるを得なくなったパンダの野生回帰訓練の様子を描いた作品です。
 東日本大震災の慰問に仙台市を訪れた中国の温家宝首相は、被災地の子どもたちにパンダのぬいぐるみをプレゼントしました。プレゼントに大喜びする被災地の子どもたちの姿を目の当たりにした仙台市長は、パンダを仙台市に送ってほしいと中国に申し入れをしました。しかし、パンダのふるさと四川省臥竜のパンダ保護繁殖施設も四川大地震で甚大な被害を受けていました。ドキュメントでは臥竜パンダ保護繁殖施設再建に向け、パンダの餌となる笹を確保する為、山の農民が山の畑作を断念しふもとに建設された復興住宅に移り住み、山を笹畑に造りかえる取り組みが紹介されています。パンダのふるさとも震災復興に向け人、モノ、金、血のにじむような努力を傾注している最中なのです。パンダの仙台市移送にはあらゆる面で多大の努力が必要です。
 でも、四川省臥竜と宮城県仙台市がパンダで結ばれれば、震災復興という両地域の共通課題を日中友好を励みとしてきっと乗り切ることができると思います。
 パンダの仙台市デビューの一日も早い実現を、日中友好を心から願う者として切望します。
 

 ふたつ目の「家園(ふるさと)」という作品は、震災をチャンスに変え、壊滅した村を「エコ・低炭素・有機農法」を基礎とする全く新たな村「楽和家園」として作り変え世界の注目を集める山村の挑戦を描いています。新村建設に情熱と心血を傾ける母(廖暁義さん)。母の「楽和家園」の理想に「説明だけで人の欲を抑えるは無理でしょう」と娘は批判的です。「人間の欲、わがまま、物欲の最大化。世界中が資本主義賛歌を歌い始める。これを続けたら人類に希望なんて無い!」と母は涙ながらに訴えます。そこにはピッタリと母に寄り添う娘の姿がありました。完成したばかりの「楽和家園」にアメリカ全土28大学から40名の学生が訪れます。母と娘は手分けをしてそれぞれ流暢な英語で訪問客を案内しもてなします。


 この四川大地震ドキュメンタリー2作品は、いずれも第11回日中韓テレビ製作者フォーラムの入選作品で、作品を手掛けたお二人の監督も「日中韓テレビ製作者賞」を受賞されています。
 上映後、中国駐大阪総領事館より劉馳氏を講師としてお招きし、「震災復興と日中友好」をテーマに講演をしていただきます。迅速な復興を可能にした中国独自の取り組み「対口支援」など興味深いお話の数々をお伺いします。
 震災からの復興という日中共通の課題からそれぞれの国の未来を見すえ、日中両国人民の並々ならぬ努力によって築かれてきた日中友好の意義とその大切さをあらためて見つめ、子子孫孫の日中友好を築きあげましょう。ふるってご参加ください。

<スケジュール>
1:30 〜 1:35 主催者あいさつ
1:35 〜 3:00 ビデオ上映
3:00 〜 3:10 休憩
3:10 〜 3:40 講演(「震災復興と日中友好」講師:劉馳氏)
3:40 〜 4:30 日中友好フリートーキング


<阿倍野区民センター略図>



(お問合せ090-4640-7638 伊関まで)
















 
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中国の有人宇宙船9号発射成功! 18日、神州9号と天宮1号ドッキング成功!

中国の有人宇宙船9号発射成功!

18日、神州9号と天宮1号ドッキング成功!


 6月16日の日本時間午後7時37分、中国の有人宇宙船神州9号が(女性1名含む)宇宙飛行士3名を載せ、発射に成功した。


 今回の発射の模様は中国のテレビでも実況放送され、インターネットでいっせいに放映された。いかにも中国らしい「福」という漢字のはられた宇宙船。ほほえましい感じがした。また、今回は、若い女性飛行士の搭乗も実現した。有人飛行三回目での女性飛行士の搭乗だ。女性の地位が高い中国ならではだ。中国が初めて有人飛行に成功したのは今から9年前の2003年のことだ。短い時間の間に中国は自前で宇宙開発をまた一歩進めた。


 これまでアメリカやソ連の独断場だった宇宙開発も、これで大きくかわっていくことだろう。
今回の中国の有人飛行では、すでに打ち上げられている実験機「天空1号」と手動でドッキングングを行う予定だという。今回ドッキングが成功すれば、宇宙ステーション建設に向けて大きく弾みがつくに違いない。

 2003年、中国で最初に宇宙を飛んだ楊利偉飛行士は、その後で日本の毛利衛さんと話をしている。毛利さんは、将来日中両国の飛行士が共に宇宙飛行できたらいいな、というようなことを語っておられた。毛利さんのこの話しもきっと実現するはずだ。
日本には優れた技術もあり、人材も沢山いる。宇宙開発の分野でも、日本の国は中国ともっと関係を密にし、宇宙開発を進めていったらいい。そうしたら不況にあえぐ日本の産業だって発展できる。
北野晴子
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