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日中友好討論集会にご参加ください

日中友好討論集会にご参加ください


戦争の瀬戸際!朝鮮半島の砲撃戦事件。

 先日11/23、朝鮮半島で南北間の砲撃戦事件が起こった。戦争寸前の極めて危険な事件が発生したのだ。その原因となったのが米韓合同軍事演習だ。米韓の陸海空軍7万人を動員し11/22から「北」朝鮮への侵攻を想定し開始されたのが米韓合同軍事演習「護国訓練」だ。演習の一環として延坪島の韓国軍部隊が砲撃訓練を実施した。この訓練が砲撃戦の引き金を引いた。

 報道では、「北」の砲撃と「南」の被害ばかりが強調され、「南」の砲撃による「北」の被害は不明だ。だが、いずれにしても事態は戦争の瀬戸際にあったといえる。


戦争の危険とうらはらの日米合同軍事演習反対!

 12/3から、「中国を仮想敵」とする日米合同軍事演習(平成22年度日米共同統合演習)が行われる。自衛隊3万4千名、米軍1万名、さらに米原子力空母「ジョージワシントン」が参加する空前の大規模軍事演習だ。

 米韓合同軍事演習が南北朝鮮の砲撃戦事件を引き起こし、事態を戦争の瀬戸際まで追い込んだように、日米合同軍事演習も戦争の危険とうらはらに行われることを忘れてはならない。

 日米合同軍事演習は、「国際紛争を解決する手段としての、武力行使と武力による威嚇」を禁じた日本国憲法に違反するばかりか、日本の将来を危うくし、アジアの平和と安定を脅かす蛮行であり、日中友好を願う立場から断じて許すことはできない。


日中友好の原点「日中不再戦」

 侵略戦争の尖兵として残虐の限りを働いた元日本軍戦犯が痛恨切実な反省のもと、鬼から真人間にもどり、「日中不再戦」「二度と侵略戦争の誤りを犯してはならない」とうったえる映像資料がある。

 この映像資料を検証し、日中友好の原点を振り返りたい。釣魚「尖閣」問題も、戦争にうったえる領有主張ではなく、漁業資源、海底資源の共同開発こそ上策。日米合同軍事演習など愚の骨頂。何の解決にもならないばかりか事態を悪化させるだけだ。日中友好なくして日本の未来はない。ともに日本の未来、アジアそして世界の平和を考えよう。

「日中友好討論集会」にご参加ください。

場 所:西成区民センター会議室1-3
   (地下鉄四つ橋線岸里駅スグ、
    南海・地下鉄堺筋線天下茶屋駅下車5分)

日 時:12月4日(土)午後6:30~8:30

上 映:「中国 日本軍戦犯の記録」

資料代:500円

主催:日本人民委員会
   (電話・FAX共 06-6653-8283)

お問い合わせ 伊関(090-4640-7638)まで









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日中友好討論集会のご案内

日中友好討論集会のご案内

  みなさん、「中国を仮想敵国とする日米合同軍事演習」が南西諸島を舞台に行われることをご存じですか?南西諸島とは、九州南方から台湾東方にかけ点在する諸島の総称です。そこには沖縄はもちろん、現在ホットスポットとなっている「尖閣諸島」も含まれます。

  「尖閣」諸島、中国名は「釣魚」諸島。日清戦争で日本が領有宣言した島々です。戦争で奪われた島々、元来中国の国土である旨の主張もうなずけます。しかし、この島々、戦争をして血を流してまで領有を主張すべき領土でしょうか?

 軍事演習が本当の戦争につながった歴史は枚挙にいとまがありません。今、中国を相手に戦争をすることが本当に日本の為になるのでしょうか?「そんな気はないよ」と安易にすまされる問題ではありません。中国の目と鼻の先で中国を敵に見立てた戦争の訓練をするというのです。面前で「お前とケンカするぞ!」と身構えられたら、あなたはどんな気持ですか。

 日中間には不幸な歴史がありました。日本帝国主義による中国侵略戦争です。侵略戦争の先兵として残虐の限りを働いた元日本兵が痛恨切実な反省のもと、鬼から真人間にもどり、「日中不再戦」「二度と侵略戦争の誤りを犯してはならない」とうったえる映像資料があります。

 今回は、この映像資料を検証し、日中友好の原点を振り返りたいと思います。釣魚「尖閣」問題も、戦争にうったえる領有主張ではなく、領土問題は棚上げし友好の海として、漁業資源、海底資源の共同開発こそ上策です。

 日中友好なくして日本の未来はありません。ともに日本の未来、アジアそして世界の平和を考えたいと思います。「日中友好討論集会」にご参加ください。

日時:12月4日(土)午後6:30~8:30
場所:西成区民センター会議室1-3
(地下鉄四つ橋線岸里駅スグ、南海・地下鉄堺筋線天下茶屋駅下車5分)
資料代:500円
主催:日本人民委員会
 (電話・FAX共 06-6653-8283)
お問い合わせ 伊関
(090-4640-7638)まで
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日本と中国はケンカをしてはならない!(その3)

日本と中国はケンカをしてはならない!(その3)
 
 私は、1976年9月18日に、中国帰還者連絡会の塚越正男さんという方の話を聞いたことがある。それは、京都で行われた毛沢東主席の追悼式での記念講演だった。この話は、今でもほとんどを思い出すことができる、とても印象深いものだった。
 
 塚越さんの話は、日本侵略軍の部隊の伍長として、中国の罪もない人々を二百人は殺したという告白からはじまった。「私は鬼だった。本当は、こんな高い場所から皆さんに話をする資格などない人間です。」・・・
 
 1945年、日本がポツダム宣言を受諾して敗戦、ソ連に連れて行かれて抑留される。シベリアでの抑留生活は苦しいものだったという。1949年に中華人民共和国が誕生した。シベリアに抑留されていた人々の日本への帰還もはじまったが、塚越さんら重大な戦争犯罪を犯した者達1000名余りは、中国の撫順戦犯収容所に送られた。彼らは、中国に送られるとき、確実に処刑されるだろうと覚悟を決めたという。処刑されて当然のことをしたことは、本人自身が一番よく知っていたからだ。
 
 ところが、戦犯収容所につくと当時中国の人々は食べるものがなくアワやヒエを食べていたのに、自分達には白米を食べさせてくれた。最初その意味がわからず、自分達はどうせ処刑されるんだと思っていたので、投げやりになり、その白米を練って固めてマージャンのパイを作って、こっそりマージャンを楽しんだと言う。
 
 あるとき、戦犯の中から病人が出た。世話をしてくれていた青年は必死に看病してくれた。そのとき、病気の彼は「何であなたは私どものような、あなたちの親兄弟を殺した人間を、ここまでして世話してくれるのか」ときいたところ、青年は「あなたも貧しい農家の生まれです。あなたには農民の苦しみや、労働の誇りがわかるはずです。あなたのお父さんやお母さんが田畑を作り、作物を作るのに、どれだけ苦労されたか、それを思い出してください。そうすれば、私達の国に入ってきてあなたちがしたようなことは、できるはずはないでしょう。」と答えたという。彼は、自分の父親が朝から晩まで働きながら、自分は白米など一生食べたこともないままに貧乏のどん底で死んでいったことを思い出し、白米でマージャンパイを作ったことを深く後悔したという。
 
 また、夜尿症で毎晩小便をもらしてしまう戦犯がいた。それに気づいた青年は、誰もが寝静まっているときに来て、そっとシーツや布団を変えてくれるようになった。その戦犯は最初は寝て知らんふりをしていたが、ついに感極まって慟哭し、あんたはなんでそこまでしてくれるのかと訴えたという。
 
 そんなことがいくつも度重なって、戦犯の中から反省運動が起き、自分で自分の犯した罪を告発する運動が収容所の中で巻き起こったのだという。
 
 最後に、戦犯たちの処分を決める裁判があった。その裁判では、戦犯たちが犯した罪をあばく証人達が次々と登壇した。体中の刀傷を見せる人。自分の子供を目の前で刺し殺されたと言う人。みなが、彼らの処刑を求めた。そして、その中に、自分達の世話をしてくれていたあの青年も登場してきたという。そのときはホッとして、彼は自分達の釈放を進言してくれるだろうと期待したという。しかし彼は、「私は党の命令でこの者達を世話してきました。しかし、自分の家族はみな、この部隊のこの者達に殺されました。とても許すことはできません。どうかこの者達を死刑にしてください」と訴えたという。このとき、戦犯たちはもう死刑判決が下りたような気持ちになって、もう駄目だと観念したのだという。しかし判決は、「この者達の犯した罪は、到底許されるものではない。しかし、彼らは反省しており、もし彼らが日本に帰れば、これからの中国と日本の友好のために活動してくれるだろう。中国と日本の未来のために、この者達を釈放する。」というもので、全員、日本に帰ってきたのである。
 
 塚越さんは、「もし中国に毛沢東思想がなかったら、今わたしはここに生きてはいない」と涙ながらに毛沢東主席の死を追悼されました。(ネットを利用できる方で、塚越さんの話を詳しく知りたい方は「塚越正男 中国帰還者連絡会 坦白」で検索)

 
 1972年、日本と中国の国交が実現した。それまで日本では、中国と国交を回復するには日本は中国に莫大な戦争賠償を払わなければならないだろうと心配する声がマスコミをにぎわしていた。しかし中国は国交回復のとき、「日本に対する戦争賠償は放棄する」とし「それは、もし戦争賠償を請求すれば、苦しむのは日本の人民だからだ」と説明した。
 
 中国政府の日本に対する政策は、一貫している。それは、「一握りの日本軍国主義者と、広範な日本人民は区別する」というものだ。かつて日本軍は中国で、奪いつくし、焼きつくし、殺しつくすという「三光作戦」を行い、1000万の人々を殺し、田畑を奪い、家屋を焼き、筆舌に尽くし難い犯罪の限りを行った。その憎しみは、60年やそこらで消えるものではないだろう。しかし中国政府は一貫して、中国の人々のそうした怒りを抑えながら、日本人民との友好を作ろうとしてきたのである。
 
 今も中国政府は、中国で起きている日本の民間人を対象にした「反日運動」は厳しく取り締まっている。反日の雰囲気が高まる中でも、七百人もの日本の青年達も招待し、日中友好を進めようとしている。
 
 しかし日本政府は、そうした中国政府の対応に対し、東中国海で11月か12月に対中国戦を想定した日米合同軍事演習を行うことで応えようとしている。日本のマスコミを使って反中国宣伝を激化している。
 
 アメリカの軍需産業は日本と中国の緊張が高まって大喜びしているのは間違いない。自衛隊はまたアメリカから高い武器を買わされる。その金を払うのはわしら貧乏人だ。福祉費を削り、医療費を上げ、雇用対策費をカットし、その金をアメリカへ持っていく。


日本政府は中国とのケンカをやめろ!
日本政府はアメリカの奴隷をやめろ!
                                    
            
             いんば
                   


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